CROSS TALK 社員座談会

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エレパで働くってどんな感じ?

先輩社員4人が、入社したきっかけや経緯、仕事のやりがいや喜び、これから入社する人へのメッセージをざっくばらんに語ります。話題はIT専門店ならではのプレッシャーや、注目のドローンプロジェクトにもおよび…? (2021年7月に実施。所属担当は当時のもの)


松島
入社前のエレパのイメージってどうでした?
谷口
パソコンのパーツを扱うジャンク屋さんってイメージでした。ずいぶん昔の話ですが、私も部品を探しに来ていましたし。マニア向けショップというか(笑)
上田
私、すごい勘違いをしていて。エレパにショップがあるのを知らなかったんです。だからパソコン屋さんとは思ってなかった。
松島
えー。じゃあなんの会社だと思ってたんだ?
上田
ホームページ屋さんだとばかり……。前の職場でホームページをお願いしたのがエレパで。そこでしか接点がなかったから。
松島
僕はAppleのファンなので、新商品イベントがあるとよく店頭へデモ機を覗きにきていましたよ。Apple製品の取扱店というイメージが強かったですね。
谷口さんの写真
谷口 厚志
2019年12月入社
店頭営業係 修理担当
ご来店のお客様から相談を伺いながらPC本体や周辺機器などのトラブルを解決する。音ゲーの腕前には覚えあり。某動画配信サイトにてゲーム実況配信中。
松島
谷口さんって、エレパはマニア向けのパソコン屋さんというイメージだったんですよね? そこで修理スタッフをやろうというのは、なかなか覚悟が必要だったんじゃないですか?
谷口
そうでもないですよ(笑)私は工場で勤務していた経験があって、機械のメンテナンスをやってたんです。複雑な機械の修理をやってましたから、大丈夫だろうという想定でしたね。
上田
もともとパソコンは詳しかったんですか?
谷口
まあ、そうですね…そんな取り立てて詳しいというほどでもないですが、まあ、世間一般からしたら詳しい方だとは思います。基本的な組み立てPCの知識はありました。趣味でつついていたのは高校のころからですからね。そもそも中学の時にMSXのBASICを触ったのが最初の出会いでした。
松島
MSXってテレビにつなぐんですよね? 懐かしいなぁ。
谷口
工場勤務の後に、別の企業に転職して営業を数年やりまして。それで今度はその工場勤務と営業の両方を活かせる職場がないかと探していたところに、エレパの仕事を見つけました。エレパの店頭なら、お客様と直に接しながら、自分の技術を発揮できますからね。すごくやりがいを感じています。
お客様と直に接しながら、
自分の技術を発揮できる
上田
私は元々デザイナーになりたくて。でも、デザインセンスだけで勝負していくのには限界を感じてました。
松島
えー。そうなの?
上田
そうなの(笑)。だから、そんな自分がどうやってデザインの世界に関わっていくかを考えてたんです。
webの場合はコーディングという、デザインとはまた別のスキルが必要です。だからwebデザインには紙媒体とはまた違った専門性があります。
私はコーディングができたんで、この世界なら自分でもやっていけるなと思いました。
松島
デザインのスキルとPCのスキルを組み合わせたってことかぁ、なるほど。
確かに僕も前職がイベント業だったから、入社してイベント周りのPC担当を任されるようになって。離れたはずのイベントの現場に、いつの間にかフェードインしてるんですよね(笑)。イベント業のスキルがあったからこそ、僕の新しい仕事ができた感じがありますね。
これなら自分でも
やっていけるなと
上田さんの写真
上田 史香
2016年4月入社
開発係 デザイン・翻訳担当
ホームページ制作業務でデザイン、コーディング、イラストなどいろんなことを担当。18年間アメリカ在住の経験を活かし、英文の翻訳を受け持つことも。最近、罠(わな)の狩猟免許を取得した。
松島
営業でたくさんの会社さんを回っていて感じるんですが、「エレパから来た」となると、パソコンのことは何でも解決しないといけないプレッシャーがあるんですよね。
上田
そうそう! 友達も私がエレパで働いてるからって「パソコン壊れた」とか「動かない」とかトラブルの相談をしてきますよ。
松島
現場でいろんなことを相談されますけど、ぶっちゃけその場で全部を解決するのはしんどくて。
谷口
お客さまには「エレパなら何でも答えられる」というイメージがありますからね。それはとても光栄なことだけど……。なかなか難しいですよね。
松島
だから会社に戻って社内スタッフといろいろ相談してます。驚くことに、エレパには何を聞いても答えられるすごい人が何人もいるんですよね。だからお客様のリクエストに応えることができている。そしてそれが自分の経験につながってるんです。エレパという看板はプレッシャーであると同時に、頼りになるホームでもあるんですよね。
松島さんの写真
松島 寛和
2019年7月入社
営業部一係 法人営業担当
一般企業を中心にPC環境改善の提案、機器販売、運用のサポートを行う。ソロキャンプと映画とB級グルメをこよなく愛する。
谷口
そうですね。先輩たちのアドバイスで自分のスキルを上げていけるのがエレパの強みですね。
松島
エレパの営業で働くためにはある程度の知識が必要だとは思いますけど、ぼくらの法人営業で使う知識は一般の「パソコンに詳しい」という知識とはちょっと違う。
例えばネットワークについては個人と法人で違います。
個人の場合は知らなくていいような知識も、会社全体のパソコン管理であるとか、社内ネットワーク構築だとか、そういう現場では必要とされます。だから自称「パソコン詳しいぞ」という方も入って覚えることが多いと思いますよ。
パソコンのことは何でも解決しないと、
というプレッシャーがある
谷口
修理コーナーにもいろんな相談がありますね。
上田
他で断られてしまったお客様が、最終的にたどり着いたのがエレパだった……ということがあるんじゃないですか?
谷口
ありますあります。どこに行ってもダメだったと泣きそうな表情で来店されるお客様がいらっしゃいます。そしてパソコンじゃなくても、意外なものを持ち込まれることもありますよ。家電とかね。
吉岡
え? 家電も直せるんですか?
谷口
……努力します。どうしても難しいものについてはお断りする場合もありますが、ご相談された以上、善処するのがエレパのスタイルです。
お客様自身がどこに相談していいのかわからずに、「エレパでいいがやろか?」と恐る恐る持ち込まれるようなことがあります。他店で購入したパソコンの修理ができずに困ってるとか。そんなお客様が、まるで駆け込み寺のようにエレパを頼りにしてくださっている。だからお持ち込みいただいたご相談にはできるだけ対応させていただきたいんです。
それでね、そんなトラブルを解決できた時は、お客様にものすごく喜んでいただけるんですよ。それがこの仕事をやっていてよかったなあと感じる瞬間ですね。
上田
ほんと、エレパの人たちって個性的というか、いろんな人がいますよね。何かに熱中してるとか、マニアックな知識があるとか。それぞれのスキルが全然違う。
吉岡
僕、こんなこと言っちゃいけないのかもしれないけど……パソコンが全然、自分のやっていることしかできない人なんですね。だから社内で交わされている話についていけないことがよくあるんです。
上田
部署移動したら生きていけないタイプだ!
吉岡
入社前はこりゃやばいなというのがあったし、いまでも勉強しなきゃなあって思うんですけど…。でも今のところはドローン専任として不都合なく仕事できてます。
松島
イメージから行けば、エレパにパソコン苦手な社員がいるのは意外かもしれない。でも、吉岡さんはドローンのスキルがあるから充分仕事になってるわけで。スキルさえあればみんなに居場所があるというのがエレパのスタイルなのかもしれないですね。
松島
吉岡さんが担当してるドローンって、エレパに入る前は全然印象が違ってました。入社前は単なるカメラ付きラジコンだと思ってたもん。
上田
確かにドローン販売って、ホビーを売ってるんだと思われてる節があるかもしれませんね。
吉岡
ドローンは撮影だけではなく、様々な現場で使われています。物を運ぶとか、災害時のレスキューとか。これまで人がやってきたことをドローンが代わりにやるんです。
松島
そういうこと知らなかったよ……。
吉岡
例えば建物の点検だと、これまでは足場を組んで大掛かりな準備をして、人が実際にその場まで行って目視で確認してました。時間も手間もかかるし、何より危険ですよね。それがドローンを使うとあっという間にコストも時間もかけずにできるんですよ。今後、いろんな業界で期待されてます。
やりたいことを仕事にするって
シンプルだけど難しい
吉岡さんの写真
吉岡 淳太
2018年11月入社
事業推進係 ドローン担当
主にドローン講習の講師、営業、販売を担当。DJIキャンプインストラクター、UAS認定講師。休日は家族と過ごすか、釣りに出かける。自宅から徒歩圏内の川でブラックバスを釣り上げた。
吉岡
ドローンは趣味から始まりました。その僕が今ではドローンの仕事に就いてます。それって実はすごいことだと思うんです。だって、やりたいことを仕事にするって、シンプルだけど難しいじゃないですか。それができるエレパには大きな可能性を感じてます。
谷口
確かにそうですね。小さくてもやりたいこととかこだわりがある人なら、それを活かせるかもしれないですね。割と自由にやらせてくれるところがエレパにはあると思う。
吉岡
エレパは常に新しいことにチャレンジしています。自分がかかわっている三瀬中学校のプロジェクト(※)は、仁淀川の自然の中でドローンを扱うような、これまでのエレパと違うアプローチの企画です。
※三瀬中学校のプロジェクト:今は廃校となってしまった高知県吾川郡いの町にある三瀬中学校を「ELP DIGITAL BRANCH NIYODO」と名付けて始動したエレパの新たなプロジェクト。仁淀川河畔の自然に囲まれた環境で、ドローンの講習やプログラミング教室などを行っている。詳しくは特設サイトで。 ICT支援の学校教育に関するプロジェクトも新たな試みですよね。そして店舗ではなぜか釣り具も売ってるし。エレパにはほんと多種多様ないろんな分野の人が在籍してて。いろんなスタッフの様々なスキルで成り立ってるのがエレパですから。 だから、これから入社される方が、その方独自のビジョンを形にして、これまでのエレパにはなかった新しい分野を開拓してくれるんじゃないかと楽しみにしてます。
上田
その新しい分野が新ビジネスとして成長していくんですね。なんだか夢があるなぁ。
谷口
逆にビジョンがなければちょっとつらいかもな……。言われたことをこなしていくのが得意な方だとちょっと厳しいかも。
上田
自由な発想で取り組む方に加わっていただいて、新たなお仕事を一緒にできたらいいですね。
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