ファイル共有システム
ソリューション関連
ファイル共有サーバーの種類
ファイル共有サーバにはサーバ機を導入する方法とNAS*を導入する方法があります。
サーバ機
10万円を超えるくらいの費用から導入する事ができます。 サーバー用のパソコンはWindows Serverなどのサーバ専用OSをインス トールしますので、NASよりも費用は高額になります。
NAS
手軽に安価で設置できるファイルサーバーがNASです。 数万円から販売されており、大きさ もコンパクトなので設置場所も広く取る必要はありません。 また、PCよりも消費電力が低いのでとてもエコです。 最近ではインターネットを利用して外部からアクセスできるNASもあります。
* NASとは「Network Attached Strage」。 ネットワークに直接接続できる冗長性を備えた外付けハー ドディスクです。
動作環境 | 複数台のパソコンが接続されているLANなどのネットワーク環境 |
NASとサーバー機の違い
NASは手軽に導入できるファイルサーバーですが、アクセス権の設定やユーザーグループの管理、拡張性がサーバー機より劣ります。 また、同時に接続するユーザーが多い場合、データ転送速度が遅くなる事があります。 サーバー機はNASより費用が高額ですが、アクセス権の設定やユーザーグループの管理に優れています。 また、共有ファイルの容量が増えてきた場合には、新たにハードディスク装置を追加するなど拡張性が高いです。
危機管理について
ファイル共有ではファイルサーバーが壊れた場合のダメージは非常に大きいですが、ファイルサーバーはRAIDとよばれる冗長化の仕組みが充実しています。 また、外付けハードディスクをバックアップ用に設置したり、クラウドサーバーへデータのコピーを行うなどデータの保護に対する多くの機能を持っています。 各個人のパソコンでバックアップをすることは、運用面でも管理面でもなかなかうまくいきませんが、ファイルサーバーではデータを一元管理することで、定期的にバックアップを管理することができ、非常の際でもすぐに対応することができます。
当社ではお客様のニーズに合わせて、RAID構成、アクセス権管理、バックアップ、UPS(無停電電源装置)など、最適なファイル共有システムを設計から導入まで一貫したサービスで ご提供します。
是非、お気軽にお問い合わせください。