「まるいち的風景」

iPadを購入して数日がたちます。迷惑メールなどをまとめて削除!なんてすると「そんなにたくさんのこと一度にむりですー \(;゚∇゚)/」てな感じでメールが終了するところとかがかわいくてしかたがありません。ドジっ子か おめーは!とつっこんでしまいます。
 今回紹介する本も昔の本で申し訳ないのですが、こういった新しいインターフェースが登場する度に読み返してしまいます。
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■出版社
白泉社
■著者
柳原 望
■内容
家電メーカーから発売された家庭用ロボット「まるいち」。この子の性能は、持ち主がやって見せた行動をそのまま再現する、というもの。ということは「できないこと」をさせるのではなく「一度やってみせないといけない」ということ。マスターが出来ないことは「まるいち」にも出来ない。だから自分の代わりに掃除をしてもらいたかったらマスターがまず掃除をする必要がある ということです。逆に言えば人間がすることはなんでも実行してしまうということ。当然この子を使った犯罪なんかもストーリーの中で起こってきます。
 家族をつないでいるものはなに? 恋人同士をつないでいるものは? そもそも人間関係をつないでいるものは何? それって、もしこの子が代わりにできてしまったら… そんなことをつい考えてしまいます。もちろんこの作品にその答えが描かれているわけではないのですが、口のない(しゃべれないという以上の意味で)「まるいち」がとても象徴的なキャラクターとして活躍します。
 でも作品は決して深刻な内容ばかりではなくて、ちゃんと少女漫画としても成立しています。「まるいちが悲しい機械にならないように」 作品の最後の最後にでてくるセリフですが、この作品の根底に流れているふわっとした優しい感じがこのセリフに集約しているように思います。

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2 件のコメント

  1. kitsune 返信

    ■メーカー
    オーディオテクニカ
    ■型番
    ATH-CKS90LTD
    ■販売価格(税込)
    8.580円
    こちらの商品はまだ在庫ありますでしょうか?
    もしあった場合、店が遠いので、商品を代引きなどで購入することは可能でしょうか?
    よかったらメールください。

  2. モトヨシ 返信

    在庫はございます。メールにてご返事さし上げておりますので,よろしくお願い致します。

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