ウォークマンNW-ZX707でSpotifyを聴いてみた

店頭営業係 小林

私はSpotifyユーザー。まずはSpotifyについて

 Spotifyはスウェーデンのスポティファイ・テクノロジーによって運営されている音楽ストリーミングサービスで世界的に有名な音楽アプリの一つです。スマホやタブレットだけでなく最近ではAndroid搭載のテレビでも利用することができるので、テレビのスピーカーを使って迫力ある音楽を楽しむこともできます。

 そんな様々なシチュエーションで楽しめるのも魅力なんですが、個人的にはアプリのユーザーインターフェースが非常にシンプルで分かりやすいところが気に入っています。なかでもプレイリストが非常に使いやすい。このプレイリストはアーティストや雰囲気・ジャンルによって分けられていて、その時の気分で選択したテーマに合った曲を自動的にピックアップしてくれます。なので自分が好きな曲を聴くだけでなく今まで聴いたことのない曲や新しい曲に出会えるという楽しみがあるのです。

 これらは制限(広告が出たり曲のスキップ制限やオフライン再生できないなど)はあるものの、無料で利用できることも愛用している大きな理由の一つです。

 そんなSpotifyですが不満点があるとすれば、有料サービスであってもハイレゾに対応していないところでしょうか。いやいやApple MusicAmazon Music Unlimitedなどハイレゾに対応している他の音楽ストリーミングサービスを利用すればいいだけじゃないかとつっこまれるのは分かるのですが。でもなんかSpotifyのほうが自分には合っているようで、いつも音楽を聴くときはSpotifyを起動してしまうのです。

 ではSpotifyではハイレゾ音楽が全く聴けないのかと言えばそんなことはないのです。幾つか方法があるのだけど、今回はその中の一つであるSONYのウォークマンを利用する方法をご紹介します。


その前にハイレゾって何?

 「ハイレゾ」とは、High Resolution「高精細」「高解像度」という意味で、従来のCDを超える情報量を持つ高音質音源です(CDに対して約3倍~6.5倍の情報量)。細かなサンプリングとビット数の高さによって、ボーカルの息づかい・演奏者の位置・楽器や声の生々しさなど、原音に近いリアルな臨場感や立体感などの表現力を得ることができます。

 ハイレゾ音源は、CD音源の「44.1kHz/16bit(サンプリング周波数 / 量子化ビット数)に対して、主に「96kHz/24bit」「192kHz/24bit」といった高い情報量を持つため、原音に近い形で音が保存できます。


■Spotifyでハイレゾ相当で音楽を聴く方法。それはウォークマンを使うこと。

 ウォークマンに搭載されている「DSEE」機能を使うことでハイレゾ音質を楽しむことができるのです。この機能はSONY独自の高音質技術で、非ハイレゾ音源のサンプリング周波数やビット数をアップスケーリングする技術。ざっくりとした説明をすると、MP3AACなどの圧縮された音源に失われた高音域や消えそうな微小な音を再現させ、ハイレゾ相当の高音質にする技術のこと。

 この「DSEE」機能を搭載するAndroid ウォークマンをチョイスしてSpotifyを聴くことでハイレゾを楽しめるという寸法なのだ(注:アプリ側も「DSEE」機能に対応しているウォークマンの必要あり)。とはいえ「DSEE」機能を搭載するAndroid ウォークマンを使えば、イヤホンやヘッドフォンはなんでもいいかといえばそうではない。よりハイレゾ音源を十二分に楽しむには送信側だけでなく受信側も対応している必要がある。


エレパSONY 音響体感フェアにて実際に試してみた。

 20231月に発売になったウォークマン NW-ZX707を体感フェアで実際に試すチャンスがあったので試聴してみた。
→ SONY音響体感フェア(期間:2023.03.25 – 04.03)についてはこちら


プレーヤーは
SONY ウォークマン:NW-ZX707で「DSEE Ultimate」機能を搭載するAndroid ウォークマンだ。

商品名:NW-ZX707
→ NW-ZX707 SONY公式商品ページ(外部)


ヘッドフォンは
2種類試してみた。
一つは有線接続
MDR-Z7M2バランス接続できるヘッドフォン。

商品名:MDR-Z7M2
→ MDR-Z7M2 SONY公式商品ページ(外部)

 

もう一つはワイヤレス接続WH-1000XM5Bluetooth LDAC対応のヘッドフォン。

商品名:WH-1000XM5
→ WH-1000XM5 SONY公式商品ページ(外部)

 イヤホンの有線接続方法としては大きく2種類あって、バランス接続とアンバランス接続。一般的にバランス接続は4.4mm径プラグ、アンバランス接続は3.5mm 径プラグで、よく使われるミニプラグはアンバランス接続となる。

 バランス接続とアンバランス接続の違いを本当にざっくりと説明すると、聞こえてくる音が左右混ざって聞こえるのがアンバランス接続。左右分かれて聞こえるのがバランス接続。このためバランス接続だと左右の音が混ざらずに聞こえるので音に立体感が生まれる。それ以外にも電位の安定・スルーレートの向上・ノイズの低減などのメリットもあり、音質向上する接続方法。

 今回はこのバランス接続ができるMDR-Z7M2でハイレゾ音源を試聴してみた。

■ 右側の端子がバランス接続用端子 ■

■ バランス接続用の端子(写真では分かりにくいですが)■


ワイヤレス接続のBluetooth LDAC とは

 LDACとは、Bluetoothで音声の伝送に用いられる圧縮符号化方式(コーデック)のこと。パソコンやスマートフォン・オーディオ機器とBluetoothイヤフォンやスピーカーとの接続に用いられる「A2DP」と呼ばれるプロファイルのコーデックの一つ(ややこしい・・・)。対応するサンプリング周波数は最高96kHz・量子化ビット数は最大24ビットと、CD音質を超えてハイレゾ音源をカバーする仕様となっている。SONYが開発したもので、ハイレゾ音源を高品質なままワイヤレスで再生することができるとされる。ただし利用するには送信側と受信側の両者とも対応している必要がある。


試してみた感想

■ Spotifyを起動してみた ■

 いつもはiPhoneBluetooth対応のイヤホンで手軽にSpotifyを聴いているのだけど、「DSEE」機能を使っていいヘッドフォンで聴いたらどれくらい違うのだろう?

さてさて。

 いやもう全然音が違うんですけど!

 高音域がクリアになり、今までは聞こえなかった楽器から出る細かい音や迫力ある低音域まで音の表現幅が広がったよう。なんというか音に厚みがまして臨場感が一層増したように感じる。

 いや、これはちょっとびっくりしますよ。

 有線接続とワイヤレス接続の両方のヘッドフォンを聴き比べてみたけど、やっぱり有線接続の方がいい音のような気がした(先入観かも?)。とはいえ、ケーブルで接続する煩わしさを考えるとワイヤレスヘッドフォンの方を自分なら購入するかなと思った。

 ついでに展示会で準備されていたハイレゾ音源をウォークマン標準の「W.ミュージック」アプリで聴いてみた。

 全然違う!

 やっぱりそもそもの音源が高音質だと同じ機体・同じヘッドフォンで再生させても全然違うんだなと感じた。


■実際試聴してみて感じたことを少し

 今回の展示会で実際ハイレゾ音源を聞いてみるまでは、正直「DSEE」機能のあるウォークマンを使ったり、バランス接続のヘッドフォンやLDAC対応のワイヤレスヘッドフォンじゃないと意味がないとか、なんか音楽を聴くだけなのに窮屈な話だなあ、と思っていた。でも一回でいいので聴いてみてほしい。きっと忘れられなくなると思う。試聴して急遽このブログを書くくらい私は衝撃を受けたのだから。結構本気で一式揃えてしまおうかとも考えている。

 気になった点があるとすれば、ウォークマン MDR-Z7M2だが、電源OFFから使えるようになるまでの起動時間が遅いこと。いつもiPhoneで音楽を聴いている身としてはどうしても気になってしまう。もう少しサクサク動いてもらえたらもっといいのになと思った。

 あとサイドボタンがメカニカルで、カチカチしたボタンの操作感が地味に楽しかった。こういったギミックも残しておいてもらえると操作すること自体が楽しいと感じられる。


今回は弊社 SONY 音響体感フェア(期間:2023.03.25 – 04.03で経験した内容でした。
時々同じようなフェアをしていますので、機会がありましたら
Spotifyユーザーやハイレゾに興味のある方はぜひご来店ください。
今回は終わってしまいましたが、次回開催する時もホームページで告知するようにいたしますのでぜひチェックください!


 → エレパホームページはこちら


 

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