もときちブログ:クライミングの技術を学ぶ

あったかくなってきましたね。
冬の間は、スノーボード行ったり、あまりの寒さに引きこもってましたが、春にぞろぞろと這い出るむしのように活動開始ですよ。
例のパラグライダーですね。
行って来たんですが、春ってのは、飛びやすそうなイメージがあるかもしれませんが、飛ぶのには実はなかなかキビシー季節です。
パラグライダーは年中できるスポーツですが、パラグライダーはサーマル(上昇気流)をうまく捕らえることで飛ぶことができます。
なので、サーマルが活発な季節が良いのですが、春は風が強すぎる上に安定しない日が多いんですよね。
そんな季節ということもあって、この前、行った時も風が強すぎて飛べませんでした。
しかも風の向きも悪かったし。
その時は横風だったんですが、飛行するものってのは横風に非常に弱いんですよね。
実は飛行場などが建設されるときも一年を通じて横風が吹きにくい向きに建てられてたりします。

さて、本題です。

飛べなかったので、何をしてたかというと、クライミングの技術を学んでました。

こんな感じのことです。

なんで、こんな技術が必要かと言うとですね。
簡単に言うと木に引っかかった時用ですね。

これは重要な技術なんですよ〜
パラグライダーは最初に書いたように、サーマルを捕らえて飛びます。
つまり自然の力を利用して飛ぶので、それをうまく出来なかった場合は、当然、目的地までたどり着く事が出来ないわけです。

ということは、途中で不時着するんですが、大体、山の上から飛んでるので、周りはほとんど森林です。
そんな中にも畑や道など、普通に降りられそうな場所もあるんですが、実はこれが落とし穴!

そういう所におろすのは非常に危険です。
パラグライダーのキャノピー(翼部分)は風を前から受けて揚力を生みます。
ところが林の中の平地とか、障害物が周りにある平地ってのは、突然風がなくなったりします。

そんな状態の場所に突っ込むと、揚力を失って急降下して地面に激突!なんてことになりかねないんです。

なので、もう目的地までたどり着けない!安全に着陸できそうな場所もない!ってときは樹木に突っ込みます。
業界用語でツリーランってやつです。

でも、これが現在のパラグライダーにおける理論では、いざというときの最も安全な降下の仕方なんです。

そうやって無事に木に引っかかった時に、自力で木の上から降りてくる為の練習が必要なんですよね〜

ふう、意外と長くなりましたね。
今日はこのへんで。

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