Macで音楽を作る話。LogicのコンプのCircuit Typeについて。

Logiccomp.jpg
今回はApple Logicに搭載されている「Compressor」のお話。
この「Compressor」はもともとはLogicの上位バージョンに搭載されていたプラグインなんですが、今ではLogic Pro / Expressの両方に搭載されており、Logicのコンプの代表格とも言えるプラグインです。
Logic 8 (前バージョンのLogic Studio)からサーキットタイプの変更が可能になっていて(ちょっと記憶があいまい、Pro 7からだったかも?)、コンプレッサーのキャラクターを変える事ができるのですが、一般的には実在のビンテージコンプをシュミレートしたものだと言われてます。
残念ながらモデルになっているコンプの実機を持ってないですし、試聴した事もないのであくまで「一般論」+「聞いた話」ですが少しでも参考になればと思うので、モデルになっているコンプとそのキャラクターを紹介してみます。


Platinum→Logicオリジナル
FET→UREI-1176(フラットかつクリアに押し上げて行くタイプ)
Opto→LA-2A(真空管らしい歪みを含んだ、叩いて持ち上げるタイプ)
Classic A_U→Fairchild 670(高域を丸く、中低域の密度が濃い)
Classic A_R→Neve 33609(力強く押し出してくれるコンプ)
もちろんAppleが正式に元になったコンプを紹介してる訳では無いですが、一応こんな感じでは無いでしょうか?
ちなみにビンテージコンプをシュミレートしてる市販のプラグインは、そのキャラクターが強く反映されているものが多いですが、Logicのコンプの「Circuit Type」はそんなにクセは無いので万能に使えるんではないかなと思います。
個人的にはLogicオリジナルの「Platinum」の嫌みにならない飽和感とアナログ感が好きなので、他はあまり試して無かったりするんですけれど。

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