「マイ・フォト・デイズ」

 私は絵や写真を見るのが好きです。最近はご無沙汰ですが、以前は何か展示会が美術館で開かれるとよく通ったりしてました。でも私は見るだけで – そっち方面の才能がないみたい – 写真を撮ったり絵を描いたりしようとはしませんでした。ので、初めて登山に誘われた時、カメラを必ず持ってきて写真を撮るように言われた時はどうしたものかと考えてしまいました(他にもチロリアンハットを着用するようにも言われました(by K下氏))。チロリアンハットは冗談だとしても、カメラは携帯ではマズイような気がしたので、義兄からデジカメを借りて初登山に参加することにしました。
 で実際に撮ってみると、写真って - なんかよく分からないんですけど - 面白いですね。別に写真を撮ったから何だということもなく、何かの記録のために撮ってるわけでもないし、風景写真を撮ったとしてもそれを額に入れて飾るでもなし… せいぜいが携帯の待ち受け画面にしたりしているぐらいなのですが、でもただなんとなく好き勝手に – たとえば散歩の時とかに – 写真を撮ることが楽しくなってきました。
 そんな事をいわゆる「カメラ女子」の同僚と話をしていると、それなら高知にも「池田葉子」というトイカメラで写真を撮っている人がいて、オススメだよと教えてもらいました。全く偶然なのですが、そのあとで本屋に行くといきなりその人の本を見つけてしまいました。すごい偶然! これは買っとかないといけないでしょう!
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■出版社
えい出版社
■著者
池田 葉子
■内容(カバーより)
「とにかく写真の楽しさを伝えたい。フィルムでしかできないことや初心者なりの楽しみ方もあるのだから…」そんな想いを込めて、高知県在住のアマチュア写真家・池田葉子さんが写真の楽しみ方を提案します。心に呼応した瞬間にシャッターを切った写真145点と、思いのままに綴ったカメラと写真にまつわるエッセイ30話を収録。
 まさにその時の自分にドンピシャで、なんとなく感じていた事を代弁してくれたみたいでものすごく共感した本でした。最近は、一眼デジカメも欲しいなと思いながらも、ビレバンで新しいトイデジを物色していたりします。

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