「ハチミツとクローバー」

 この作品を嫌いな人っていないんじゃないかなと勝手に思っていたけど、やっぱりいるんですね、苦手な人って。いつもよく話をするアニメ好きの男性の方と、その時は何気ない会話からこの作品の話になりました。私は当然この人も好きなんだと思って話をしていたら、あらビックリ。めちゃめちゃ苦手とのこと。えーッッッ、どこがダメなんでしょう? 怒んないから言ってみなさい。
 「だって、ネクラだし、執拗だし、なんか怖いんだもん」とのこと。
 うーん、確かにそこの部分だけピックアップされると、他の作者の作品よりは強調されてるような気がするけど・・・。あ、でもさ、それだけで終わってないところが良いんだよ! だいたいネクラでなにが悪い! しつこくてなにが悪い! それを踏まえたうえで前向いていきまっしょっ、ってところをみてほしい! とその時は言えませんでしたので今度あったらガツンと言ってやろうと思っています(←ってやっぱ怒ってんじゃん・・・)。
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■出版社
集英社
■著者
羽海野 チカ
■内容(カバーより)
 6畳+台所3畳フロなしというアパートで貧乏ながら結構楽しい生活を送る美大生、森田、真山、竹本の3人。そんな彼らが、花本はぐみと出会い・・・!? 大ヒット 逆走ラブストーリー!!
 私は真山と花本先生がすきです。いいキャラしてますよね、オトコだけど。この二人の会話がまたかけあい漫才みたいで、いいオチを作ってくれてます。というか作者の描く男性ってみんな素敵だと思うんです。なんていうかこう 肉体的にフェロモンまきちらしてるってよりも、精神的支柱がしっかりしている人って感じのキャラクターが多いような気がします。なんていうかこう 気づくと頼っちゃってる、 居てくれると安心しちゃうって感じのキャラクターが多くないですか? 男前って、見た目もそうですが、こういう人も男前だなと思ってしまいます。いやこの作品も「マンガ分」 がっつり含有されてます。

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