「ドメイン」とはなにか、ご存知でしょうか?
簡単に言うと《ネット上の住所》で、それぞれドメイン名には意味があります。
ネット上でよく見かけるのは、”.com“や”.jp“ですが、、
ドコモやソフトバンク、auなどの携帯会社と契約している方は、”.ne.jp“に馴染みがあるのではないでしょうか?
因みにエレパの使っているドメインは”.co.jp“です。
よく見かける5つのドメイン
1. .com
「COM」は”commercial”(商用、営利目的)の略。
商用とはいうものの、企業から個人まで幅広く使われています。
2. .jp
「JP」は”Japan”(日本)を表すドメイン。
日本国内に住所や本拠を持つ個人や団体などが取得できます。
3. .co.jp
日本の企業(営利法人)のためのドメイン。
「CO」は “commercial”(商用、営利目的)の略。※”company”(会社)とする説も。
日本国内に登記されている株式会社、有限会社、合同会社、合名会社、合資会社、相互会社、信用金庫、信用組合、有限責任事業組合(LLP)、投資事業有限責任組合などが取得できます。
4. .ne.jp
「NE」は”network”(ネットワーク)の略。
ネットサービスやインターネットサービスプロバイダなどに発行されるドメイン。
過去には営利非営利問わず取得できていましたが、1996年から非営利法人は”or.jp”を取得するよう改められました。
5. .ac.jp
「AC」は”academic”(学校)の略。
大学、短大、高専、専門学校、大学校など高等教育機関のためのドメイン。
新gTLD
「gTLD」とは《分野別トップレベルドメイン(generic Top Level Domain)》の略です。
登録に一定の要件が必要とされるものには分かれますが、国籍に左右されず世界中から登録が可能なドメインです。
1998年のICANN※1( Internet Corporation for Assigned Names and Numbers、アイキャン)設立以来、新gTLD導入のための活動が継続されています。
※1インターネットの名前空間に関するいくつかのデータベース(と識別子)の維持管理と方法論の調整、ひいてはネットワークの安定的かつセキュアな運用の確保に責任を負う非営利団体。
1. 一般の新gTLD
.website(ウェブサイト、ホームページ)
.press(プレス、新聞、報道機関、マスコミ、記者)
.photography(フォトグラフィ、写真術、写真撮影)
.moe(萌え)
.ninja(忍者)
凡庸性の高いものから変わり種までたくさん作られています。
忍者って、誰がどんな用途で使うのでしょう、、?知っていたら教えてください。
2. 日本の都道府県名・都市名を用いた新gTLD
1.都道府県
ドメイン名 | 都道府県名 | 一般登録開始日 |
---|---|---|
.tokyo | 東京都 | 2014.07.22 |
.okinawa | 沖縄県 | 2014.10.14 |
.ryukyu | 沖縄県 | 2015.01.28 |
.kyoto | 京都府 | 2016.02.15 |
.osaka | 大阪府 | 2015.04.01 |
2.政令指定都市
ドメイン名 | 都市名 | 一般登録開始日 |
---|---|---|
.nagoya | 名古屋市 | 2014.06.23 |
.yokohama | 横浜市 | 2015.09.09 |
3. 現在申請中の都道府県名・都市名を用いた新gTLD
1.都道府県
ドメイン名 | 都道府県名 | 一般登録開始日 |
---|---|---|
.wakayama | 和歌山県 | 未定 |
2.政令指定都市
ドメイン名 | 都市名 | 一般登録開始日 |
---|---|---|
.sendai | 仙台市 | 未定 |
4. 備考:都道府県型jpドメイン
「都道府県名を用いた新gTLD」とは別に、「都道府県型jpドメイン」というものもあります。こちらは2015年11月19日から一般登録が開始されました。
“.tokyo.jp“のように “.jp”の前に都道府県名が入ったドメインで、47都道府県分あります。
さらに、”.chiyoda.tokyo.jp“のように市町村レベルでの指定も可能です。
まとめ
当たり前ですが、他者が使っているドメイン(住所)は使用できません。
そのため、”.com”や”.jp”などの人気ドメインは取ろうと思った時にはもうすでに取得できない状況に、、なんてことが多々あります。
そんなときには、新gTLDを狙ってみてはいかがでしょう?
これからもどんどん増えていく新gLTD。
.kochi(高知)が仲間入りする日もそう遠くない話なのかもしれません。
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