【体験レポート】べろべろの神様に会ってきました。

こんばんは。エレパのお酒同好会(?)の期待の新星こと開発の竹田です。

普段宅飲みばかりしている私ですが、土佐の「おきゃく」の存在を知ってからというもの、そのお酒のお祭りに行ってみたくて仕方がありませんでした。

土佐の「おきゃく」についてはこちらの記事を見てください。
→ ここに人あり、自由あり。土佐の「おきゃく」2017

 

実際に行ってみた感想はといえば、、、

 

狂気の宴。

 

その様子は狂気の沙汰としか言えませんでした。
酒国・高知でなければ許されない。そんな光景が広がっていました。

 

まず、どこに行っても感じるお酒と食べ物の香り。
町全体がひろめ市場になったようです。

 

その次に目に入ったのがべろべろべろべろべろべろ、、、
たくさんの赤いのぼり。

べろべろのぼり

 

そして中央公園に祭られていたのがこちら。
べろべろの神様(の像)。

べろべろの神様

このべろべろの神様は人気なようで、私の前にも何人か記念撮影をしていました。
高知の誇るクリエイター・デハラユキノリさんがデザインを手がけたキャラクターです。

 

さて、せっかくお酒のお祭りに来たのだからお酒を飲まねば!
と意気揚々、日本酒のある出店に向かいます。

 

メニューにあったのは3種類。高知の居酒屋さんではおなじみのお酒です。

桂月(土佐酒造)
高知出身の明治の文人、大町桂月をその名前の由来に持つ銘酒、桂月(けいげつ)。
先代の土佐酒造社長が大町桂月に心酔していたためこの名前がつけられたそう。
土佐酒造は四国の水がめ「早明浦ダム」で知られる土佐町にある、創業明治十年の蔵元さん。
標高五百メートルの、緑深い土佐嶺北の地。その地の恵みである、豊かな水と澄んだ空気、静寂な自然環境の中で醸し出された銘酒 桂月は、芳醇でまろやかな酔い心地として全国のファンに愛され続けている。

土佐鶴(土佐鶴酒造)
その名前の由来は、土佐国司の任を終えた紀貫之が帰洛の途上に詠んだ「見渡せば 松のうれごと 棲む鶴は 千代のどちとぞ おもふべらなる」という歌の吉兆鶴にちなんでいるといわれてる。
室戸岬に近い高知県東部にあり、県内最大の規模を誇る酒蔵。酒蔵のすぐ近くに清流・安田川が流れ、酒造井戸から汲みあげる仕込み水は硬水で、ミネラルがバランス良く含まれている。全国新酒鑑評会で、2016年で通算43回目の金賞を受賞という、全国最多という快挙を達成した酒で、土佐の銘醸としての評価を確立している。

司牡丹(司牡丹酒造)
佐川出身の元宮内大臣 田中光顕伯(坂本龍馬・中岡慎太郎亡き後の陸援隊隊長)はこの佐川の酒を愛飲し、「天下の芳醇なり、今後は酒の王たるべし」「牡丹は百花の王者、さらに牡丹の中の司たるべし」と激励の一筆を寄せ「司牡丹」と命名、現在の司牡丹酒造となったそう。
土佐を代表する銘柄のひとつで、吉田茂元首相や松任谷由実も愛飲という。土佐の酒らしく、端麗辛口ながら、余韻が長く続き、あとをひく。仕込み水の仁淀川水系の軟水がその味を引き出している。

 

ところが、桂月は売り切れ。
冷、常温は終わっており、熱燗オンリー。

最後に残ったのが熱燗で良かった。
まだ冷える夜には嬉しいです。

 

うう〜〜ん・・・

悩む悩む。カップ一杯300円。
土佐鶴?司牡丹??2種類頼むべきか、どうするべきか。。

 

見かねたお店のおじさんが、声をかけてきました。

土佐鶴と司牡丹、カップに半分ずつにしちゃおうか?飲む比べしいや。

 

優しい。
圧倒的優しさ。

お言葉に甘えて半分ずつにしてもらいました。

 

お酒は無事手に入ったので食べ物を探します。

唐揚げ、ココッケ、手羽先。

鯖寿司や筍ご飯など、ご飯系の食べ物はすでに売り切れてしまっていました。
残念。

 

 

初めてのおきゃくはお腹いっぱい!とはいきませんでしたが、行って良かったです。
おじさんは優しかったし、お酒も鳥も美味しかった。

ただ、もし来年も行くのなら、座る場所的にもご飯的にも17時には着いておきたいと思いました。

以上!

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