店頭営業の小林です。
突然ですが、私はマヨネーズは最後まで使い切るタイプのヒトです。
歯磨き粉なども同様。最後の一滴まで搾りだします。
この件について、あるタレントさんがテレビで同じことを話していた時
「ケチだからしているわけじゃない。これは日本人のDNAに従っているだけなんです」
と言っていたことを思いだす。
私はウンウン その通り!と激しく同意したものです。
さらにもう少し話がわき道にそれるのだけど
チャーマスという人がいます(日本人です)。
詳しくは書きませんが、その人は釣り師なのだけど
自分の釣り道具に関しては一家言ある方で、
その著書の中で(以下 私の意訳です)
「道具は使い倒せ。工夫し考えぬいて使い倒せ。
どうにもならなくなったら新しく買ってもいい。
最後まで使い切らないと自分も成長しないし、
道具だけ新しくしたって意味がない」
的なことを読んだことがあります。
その他のことは何を書いているのか全くわからなかった本なのですが
この一意だけは今でも覚えています。
さて前置きが長くなりましたが
なにを言いたいかというと、私のiPhoneのことなのです。
私は未だにiPhone 5Sを愛用しています。
この前改めて確認してみると今年で五年目に突入しておりました。
ありがたいことに今までガラスが割れただの水没させただのバッテリが膨らんだなどのトラブルには一切あっておらず、
無事今まで活躍してくれました。
ですが!
世間はiPhone Xだ、もうすぐ新型iPhoneが発表されるだと話題が持ちきりです。
私だって、大画面のiPhoneを使ってみたいという欲求も
もっと動作が速くならないかな、写真ももっと綺麗にとりたいな
という欲求も当然あるのですが
冒頭で書いたように、まだ充分に使えるiPhoneを機種変するというのは
どうにも抵抗感があるのです。
なので、私の中で「こうなってしまったらiPhoneは機種変する」と決めたボーダーラインがあります。
それは
1.バッテリが一日持たなくなる
(途中で充電しないと一日持たなくなれば機種変する)
2.容量が16GBでは足りなくなる
(私の5Sは16GBなのです)
3.iOSがアップデートできなくなる
(セキュリティ面を考えても古いまま使いたくない)
4.バッテリが膨らんでしまう
(実際 危ないですし)
これらのどれかひとつでも引っかかるようなら機種変してもいいだろうと自分の中で決めたのです。
うん、これならチャーマスにも怒られないだろうと訳の分からない言いわけを誰に話すわけでもなく自分で勝手に納得させてました。
ですが、なぜかこのiPhoneは – いくら待てど暮らせど – 一向にその気配がありません。
時たま「アップデートに必要な容量が足りません」とメッセージが出ることがあるので
おお、ついに来たか と思っていると
「不要なアプリを削除して容量を確保します」と言って
勝手にアップデートする始末である。
おーい、ちょっと待てって。それじゃいつまでたっても機種変できないじゃないか!
なんて思っていたけど、
でも、ふとあらためて考えてしまいました。
そうはいっても、道具には絶対的な限界があり(物理的に思想的に)、
いつまでも使い続けることはできない。
それはヒトだって同じ。
いつかは変えなければいけない時がくる。
だからこそ最後まで使ってあげたい気持ちが生まれるんじゃないだろうかって。
仕方がない、もう少しつきあってやるとしようと
勝手にアップデートするiPhoneを見ながら思ったことでした。
ついでに不要なデータや音楽は削除する・設定をみなおしておくぐらいは、
ま、私もしておくことにしよう(←これが原因のような気もするが)
ではでは。