新型ウォークマンの使い心地について

こんにちは、店頭の山本です。

今回は、いい買い物の日に思い切って買った【新型ウォークマン】について話したいと思います。

購入して2週間程経ちましたが、まだまだ使い慣れない感はあります。

 

 

私は今まで「NW-A25」を使用していました。(上記、写真左)

このWALKMANは2015年10月10日に発売されたものだったので、思い返してみると4年も使っていることに感慨深く感じてしまいます。

今までに新しいWALKMANは続々と出てきていましたが、私が買い換えようと思ったことはありませんでした。

 

というのも、A20シリーズのWALKMANで気に入っていた機能があったからです。それは 「起動時Bluetooth自動接続機能」 です。この機能は、Bluetooth設定から接続先を指定できるようになっています。

私はこの機能を使って、自分の車に接続して運転中は音楽を聴いていました。A20シリーズのWALKMANは、まだタッチパネル対応ではなかったのでボタン操作が主要になっており、曲の選択にも毎回カーソルを合わせてボタンを押さなければならない仕様になっています。ワンタッチ接続である「NFC」には対応していますが、車への接続には使用できないので、Bluetooth接続画面から毎回接続してあげなければならない状態でした。

ですが、「起動時Bluetooth自動接続機能」を設定していると、電源をオンにした際にBluetooth接続先に登録しているデバイスに接続できるように自動的に接続画面に切り替わるようになっています。これがなんと便利なことなのかお分かりでしょうか。車に乗って、WALKMANの電源を入れるだけ自動的に接続されるんですよ。余計な手間もかからずに音楽が再生されるので、この機能を捨てられず、A20シリーズのWALKMANを手放すことができなかったんです。

 

と言いつつも、今回思い切って買っちゃいました新型WALKMAN(NW-A106)。(上記、写真右)

最大の特徴は、ストリーミング再生もハイレゾ級高音質で聴くことができる事。またAndroid搭載により、アプリもダウンロードできるようになりました。youtubeはもちろん、SpotifyやApple Musicもインストールできます。しかも会員登録をされている方は今までに購入した音楽もハイレゾ級高音質で聴くことができるという優れもの。さらには、お持ちのCD音源もアップスケーリングで高音質化することでさらに音そのものを楽しめるようになりました。

 

ですが、残念な事に 「起動時Bluetooth自動接続機能」 には非対応。重宝していた機能なだけにかなり残念な気持ちでいっぱいです。しかしながら、買ってよかったと感じることが多いのもまた事実。

まず、画面サイズが大きくなりました。「A25」の画面サイズは 「2.2型/320×240トッド」に対し、「A106」の画面サイズは 「3.6型/1280×720」 にサイズアップ。画質も良くなり見やすさも向上しています。タッチパネル対応なので操作がラクというのが一番かもしれません。

側面に付いている「電源ボタン」「音量調節ボタン」「再生/停止ボタン」「早送り・巻戻しボタン」も操作性向上するプラス要素ですね。とくに閉じている状態で曲送り・曲戻しができるというのはポイントです。

個人的に感じたことですが、ストラップが付けられる部分がケースに被らないようになっているのは嬉しいですね。「A25」の場合、WALKMAN本体部分のストラップ穴が丁度ケースの角に隠されるようになっていました。ケースを取り外した時にストラップ紐が絡みそうになったことが幾度かあったのでちょっとだけ不便に感じていた点でした。

大きなポイントは、音楽再生に特化した再生アプリになっている事。というのも、音質設定のアプリが単独アプリ化されました。これまではWALKMANの中の楽曲にしか設定することができませんでしたが、単独アプリになったことで、あらゆるサービスやアプリを高音質設定で音楽を楽しめるようになりました。

 

ところで皆さん、新型WALKMANに新たに追加された機能なんですが、「カセットテープ画面で再生」というのをご存知ですか?WALKMAN専用のミュージックプレーヤーアプリ内で設定できる機能です。このカセットデープ画面は、「再生している音楽ファイルの〝再生品質〟によって表示されるカセットテープが変化」するんですよ。

変化の種類は全部で9種類もあり、128kbps以下の場合にはオレンジのカセットテープ表示が出たり、256kbps以下の場合は、青紫のカセットテープ表示に変化します。ハイレゾ音源の場合では、初代メタルテープが表示されるようになっています。自分が持っている曲がどの再生品質なのか見てみるのも面白いかもしれませんね。

 

使用時の注意点としては、Macパソコンに接続する時はそのままの接続では認識されない事です。Android搭載端末になりますので、Androidを認識するアプリが必要で、PCアプリ 「Android file transfer」をインストールする必要がありますのでご注意ください。

 

また購入をご検討の方は、WALKMAN本体の容量にも注意が必要です。というのも、Androidが搭載されたことにより、AndroidOSのデータ管理に容量が使用されてしまうため、実際に使用できる容量は本体容量よりも少なくなってしまうんです。16GBの場合-実使用可能容量は6GB弱、32GBの場合-実使用可能容量は20GB弱、64GBの場合-実使用可能容量は49GB程になってしまいますので、この点もご注意ください。

 

まだまだ使い慣れない感じはありますが、これから使っていこうと思います。

曲の再生品質なんてこれまで気にしたことがなかったんですが、この新型WALKMANを買ったことで目に見えるかたちで音質を知ることができるようになりました。これからは曲を聴くだけではなく、音質にも意識を向けてみようかなと思います。

 

 

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