本日はLEDの点灯と消灯をプログラムで実施し、尚且つ他センサと連動して動作する「LEDイルミネーション」の制作を行っています。
最初にイルミネーションについて見たことがあるかどうかを聞いてみました。泰平君はちょっとよくわからなかったようですが、碧依さんは近所で見たことがあったようです。
今回新たに「光センサ」が登場しましたが、先生の説明で「簡単に言えば光合成」のような物というと二人ともなるほどという表情をしていました。
そして肝心のロボット作成に入ります。泰平君が作成にやや苦戦をしたもののしっかり完成出来ました。
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さてここからはプログラム作成の時間となります。
二人にはまず取りつけたLEDを順序良く点灯/消灯させるプログラムを作ってもらいます。
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このようなかたちでLEDを順序良く1秒間隔で点灯と消灯を繰り返すプログラムが作成されました。 |
続いて今回新たに登場する光センサを使ったプログラムの作成となります。
最初に光センサがどの様に動くのかを二人に確認してもらいます。
![]() 明るい時 光センサの数値は高いです |
![]() 暗い時 光センサの数値は低いです |
上のような結果を二人が確認した後、イルミネーションは明るい時によく見えず、暗い時にきれいに見える為、明るい時はLEDを点灯させない様なプログラムに変更しましょうと言うと、碧依さんの「節電!節電!」と節約意識の高さを知ることとなった先生も少し驚いた様子でした。
そうして出来上がったプログラムが次の画像になります。
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これで明るい時は何も光らず、暗い時だけLEDが点灯/消灯を繰り返すプログラムが完成しました。これで碧依さんもニッコリです。 |
ここまで出来て先生から二人に対し、「ずっと1秒間隔で点灯/消灯を繰り返すけど、途中の秒数を変えたくないですか?」と質問された際、二人とも声を揃えて「そのままでいい!!!」発言に先生思わずがっかりです。
その後立ち直って、プログラムにおける重要ポイント「変数」の説明を始めます。
ここでは「名前を知っていればみんなが使える値」と簡単に説明をしています。
そうして先程のプログラムを変数を使用した内容に変更してもらいました。
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最初に変数の値を決めます。その後「1びょうまつ」だったプログラムブロックを「timeびょうまつ」に変更しています。
今回は動作の遅いテストモードで確認をしているので点灯/消灯間隔が早くなったと感じる程度でしたが、実際に教材用マイコンにプログラムを書きこんだ後に電池で動かすとLEDは光っているのか消えているのか目で追えない速さになります。 |
本日最後の内容として「音センサ」を利用してLEDの点灯/消灯を制御するプログラムの作成をしてもらいます。最初に音センサの説明を「音の大きさを調べることが出来る」とした後、接続してテストモードから音センサの値がどの様に変化するのかを試してもらっています。
![]() 音センサの値が低い為静かな状態です。 |
![]() 音センサの値がやや高い為少し賑やかな状態です。 |
音の大きさを利用してLEDの点灯/消灯を制御するプログラムを先生と一緒に作成した所で終わりの時間が迫ってきました。二人分のプログラムを先生が確認してデータの転送を行ってもらい実際に動かしてもらっています。音の大きさの調整に四苦八苦をしていましたが、何とか思うように動かせたようです。最後に先生からあるプログラムが二人に転送されました。実はこれ次回行う内容のプログラムなのだという事でその動きを見てもらい、次の時間二人には、「音センサに反応してLEDを順番に点灯させ、全部点灯したら消灯させる」プログラムを作成してもらうようです。
![]() 本日最後に作成したプログラム |
次回予告のプログラム |
次回は中々に難しい内容が待ち受けていますが是非二人には頑張って欲しいものです。
そしてエレパチャレンジクラブにおける生徒たちの歴史がまた1ページ
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