Macで音楽を作る人。RenoiseとMPCの話。

Tracker系ソフトの中でも洗練されたUIと高い能力、プラットフォームの広さで人気のRenoiseの最新版、Renoise 2.1が先日公開されてました。この系統のソフトはちゃんと触った事がなかったですが、せっかくなのでDemo版をダウンロードして遊んでみる事に。
RenoiseはVSTやAudioUnitsも扱え、Ver2.1からRewireにも対応し、もはやTrackerの域を超えDAWとも言える高機能なソフト。ただシーケンス部はコマンドベースで16進数なんかが並ぶ、なんとも取っ付きにくい感があったんですけれど、実際触ってみると意外に楽しめる。
renoise.jpg


基本的には単音サンプルを読み込んで、それを加工して音色を作りピッチなんかも変えながらフレーズやリズムを組んでいって、修正する時や細かくエディットする時には数字でいじっていく流れ。すっかりLogicのピアノロールに慣れてしまって、このエディットはどうも分かりにくいなんて思いながらも、なんか妙にしっくりくるなあと感じていたら、AKAI MPCに感覚が近いのかもと気付きました。
Trackerに慣れて無い自分にとっては、視覚的に判断しづらいRenoiseのシーケンスは、逆に感覚的でバグ的な面白さが出て来たりするんですが、これもMPCに通ずる気がします。
ちなみにデモ版の制限としてはRewire使用時の機能制限、オーディオの書き出しができない、ASIO multiI/Oカードが使用不可(Winのみ)といったことが、制限されていますけれど曲の保存など他の機能は使えるので、デモ版でも曲作りは可能です。
でもWAV吐いたり、LogicとRewire接続したり出来るのは魅力。うーん買ってしまいそう…..。
MPC2000.jpeg

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