「津軽三味線ひとり旅」

22歳の私が書き残している。
「これは倫理的な読み物だと思う。」
おいおい…..(ノ゚o゚)ノ
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■出版社
中公文庫
■著者
高橋 竹山
 これを読んだ時、津軽弁がこれほど豊かな音色を持っていることに驚かされた。自分もこれほど豊かな表現を文字に出来ないだろうかと真剣に考えさせられた。ほんと、日本語は懐が深いと思う。この作品は「高橋竹山」という津軽三味線演奏者の口述自伝を読みやすくまとめてくれた一冊で、興味の無い人には全然スルーな作品だと思います。でも自分は農学部出身ということもあり、一時民謡やJAZZ・ゴスペルにハマっていたときがあった(?なんで?はここでは省略。でも演歌は残念ながら今でも分からないのだが…..)。そんな私が高橋竹山に出会い、その自伝を読めたことは(一部でしかないのだが)幸せなことだと思っている。なんとなく、芸術の原点を魅せてくれた作品だと思っている。

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