Macで音楽を作る話。BeatMaker2の話。

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昨年の夏頃アナウンスがあり、楽しみにしていた「BeatMaker 2」が遂にリリースされてます。
AKAI MPCライクなサンプルベースのワークステーションなのは同じなんですけれど、鍵盤が付いたKEYBOARD SAMPLERが加わっているのが大きな進化ですね。サンプルバンクやエフェクトも増え、さらに完成度が高まってます。
使い方や、機能についてはリリース元のINTUAのページなどを参考にして頂くとして、あまり触れられていないマルチタスキング対応なんて部分を少し。
BeatMaker 2はiOS4から実装されたマルチタスキングに対応していて、曲を再生中にアプリを閉じても続けて再生してます。ただし、他のオーディオを扱うアプリを立ち上げるとそちらに切り替わるので、他の音楽ソフトと同時に使うのはできないですね。
それとは別にマルチタスキングの良いところは、アプリ終了時の状態を保存し、次回起動時にその状態で再開するという点。前バージョンではBeatMaker終了時にソングを保存はしてくれるんですが、起動時にロードしてあげる必要がありました。今バージョンではそれも不要で簡単に前回を続きをはじめられますし、アプリを一から立ち上げるよりも再開もかなり早く、便利ですね。モバイルな制作環境に求めるのは手軽さなので、ここは重要なポイントだと思います。
ちなみにマルチタスキングのデータはメモリ内に保存されているので、メモリクリア系のソフトを使うと消えてしまうので注意が必要です。
まだまだ動作的に不安定な部分もありますが、音楽アプリとしても、iOS4のアプリとしても順当に進化したBeatMaker 2は音楽アプリの中でも最高峰といえるんでは無いでしょうか?
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