ステップシーケンサーやMonomeエミュレーション、セル・オートマトンによるノート生成など、多機能ながら無料で公開されているiOS用OSC・MIDI対応コントローラー「Control」。Logicと接続しても使えるのですが、すこし分かり辛いかなと思うので今回はその設定方法を解説してみます。
このタイプのアプリはMac側にブリッジになるアプリを立ち上げて接続するものもあるんですけれど、このアプリはOSX 10.4 Tigerから搭載されたネットワークでMIDIを送受信する機能を使って接続できます。
↓まずはMac上でアプリケーション>ユーティリティの中の「Audio MIDI 設定」を起動し、「ウインドウ」メニューから「MIDIウインドウを表示」を選択し、MIDI設定画面を開きます。
↓次に「ネットワーク」をダブルクリックし「MIDIネットワーク設定」を開きます。
↓「+」ボタンを押し、セッションを追加します。セッション名は任意でOKです。追加後にチェックボックスにチェックを入れセッションを有効化します。
↓次にiPhoneをMacと同じネットワークに接続しているのを確認後、「Control」を立ち上げ「Menu」の「Destinations」をみるとMacのIPアドレスが表示されているハズなので、そちらをタップする事でMacに接続します。
↓そうするとMac側にもiPhoneが表示されると思うので、選択後「接続」をクリックします。
これで「Control」とMacのMIDIが接続されている状態になるので、「Control」のメニューから「Interfaces」を選択し、好きなインターフェイスを選んで操作するとLogicで受信しているのが確認できるハズです。
Control側からはMacをBonjourで見つけてくれるはずなのですが、接続中にアプリを終了したりすると、うまく再接続できない場合があります。色々と方法はあるんですけれど、単純にiPhone、Macを再起動してあげるのがいいかも。
残念ながらMIDI同期はしない様ですが、ステップシーケンサーなどで微妙にズレていく感じが面白かったりするので、もう少し遊んでみようと思ってます。
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難しそうだけど、、面白そうですね。
ちなみに最近見つけた AG-7MIDIGuit というアプリが、ギターのインターフェイスでlogic音源鳴らせるのがなかなか面白かったです。
反応が遅れ気味ですがこういうものなのか…