Macで音楽を作る話。MySpaceの行方は?

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iPhone4Sやカリスマの死去など大きな話題が多い中、隠れてしまっているけれど最近少しづつ耳にする様になってきた「MySpace」。今回はあえてそのお話を。
一時期は世界最大のSNSとして君臨したMySpaceですが、度重なるアップデートの失敗によりその地位をFaceBookに譲り、今年6月にはNewsコーポレーションが買収した時よりも遥かに低い金額でSpecific Mediaに売却されたのも記憶に新しいところ。ところがSpecific Mediaによる再建プランの発表もなかなかされずに、周りの流れに沿ってFacebookへと移行していった人も多いのでは?
ところが最近、正式にSpecific Mediaから発表があったわけでは無い様ですが、MySpaceの修正に関する話が少しづつ聞こえて来ています。実際に見えるのは買収時に発表していた方向性や、従業員のリストラ(事業縮小とも言える?)くらいなのですが、再建に向けての動きが感じられるのはうれしいですね。
個人的にはBlogベースからFacebookの様なステータスアップデートへ切り替える際に複雑化してしまった事、何よりもReverbNationのFanReachとの提携によりメールの自動送信が可能になった為、ユーザーが大量のDMに悩まされる結果になってしまった事がもっとも大きな失敗ではないかと思います。
とは言え、MyspaceはFacebookとは違って音楽を中心に据えたSNSであり、アマチュアアーティストとプロが同じ場所に立てるすばらしいフィールド。自分としてもなんだかんだ言ってMySpaceが好きなんですね。初めて海外のアーティストやレーベルと一緒にやらせて頂けたきっかけはMySpaceでしたし、ほとんど認知されていないけれどすばらしいアーティストさんと出会う事ができたのもやはりMySpaceでしたから。
大きくなり過ぎずに、音楽が好きな人たちが楽しめる場として一定の地位をキープする様な形で、うまく再スタートを切って欲しいものです。

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