まだまだ多くはないですが、徐々に対応製品も出て来ている次世代インターフェイス「Thunderbolt」。Firewireへの変換アダプタも発表されており、MacBookAirなどFirewire端子を持たないMacでFirewire機器を使う手段としても気になるところです。
USBのオーディオI/Fかなり多くありますが、上位機種ではまだまだFirewireを採用しているものもありますし、モノによってはMacよりも高額なオーディオI/Fを買い替えるのも中々大変です。Thunderblot-Firewireアダプタで問題無く使用出来るのであれば、これはありがたいですよね。
という事で、Apple Thunderblot DisplayについているFirewire端子にオーディオI/Fを接続して、MacにThunderbolt経由で使えるものかどうか試してみました。
今回使用したオーディオI/Fは比較的古いモデルで、M-Audio(現Avid)のFirewire410。2003年発売モデルながら、OSX Lion対応のドライバもリリースしてくれるあたりはさすがAvidです。
さて早速接続してみましたが問題無く認識し、Mac上もFirewireバスに接続されている状態で、GarageBandなどのソフトからも問題無く利用出来きました。もちろんメーカーサポート外になると思われますし、すべてのFirewireオーディオI/Fが認識されるとも限りませんが、この感じだと多くの場合で動作しそうですね。
ちなみにテストで使用したMacは11″のMacBookAirで、Firewireポート非搭載モデルですがシステム情報内でもFirewireバスツリー下に表示されています。Thunderbolt規格の性質も考えると、FirewireをThunderboltに変換している訳では無く、PCI-ExpressやExpressカードスロットにFirewireカードを取付けて増設している様な状態に近いと考えられますね。
いつも読ませて貰っています。Thunderblot-FirewireアダプタがそこそこいけるとなるとMBAでもいろいろ使えますね。貴重な情報ありがとうございます。