先週、マルチタッチコントロールサーフェスの先駆者「Lemur」のiPadバージョンがリリースされてます。
2年程まえに「iPadはLemurになりうるか?」という記事を書いたのですが、まさにその答えが出た感じですね。記事の内容は古いので、iPadの価格や認識できるタッチポイントの数があいまいですので、再度比較表を作り直してみました。
まずタッチポイント数ですがソフトにもよりますし、公式に仕様は公開されていないですが11箇所まで認識する様です。GarabeBandの鍵盤で試してみたところ確かに11個目の鍵盤までは認識しました。現実的に一人でコントロールする分には問題にならないですよね。
また、この記事を書いた時と違い今ではiPadで使用出来るMIDIインターフェイスもいくつか販売されており、MIDIによる有線接続も可能ですので信頼性という点でも追いついています。ただMIDIインターフェイスを通すとMIDIのみのやりとりになるので、OSCを使いたければWiFiを使っての接続が必要です。
どちらにしろ本家「Lemur」のハードウェアは販売が終了しているので、今後はLemur for iPadが本家となると思われますし、iOSのソフトとしては高価な部類に入りますが、iPad本体とソフトを合わせてもLemurハードウェアの5分の1の価格ですので、これはやっぱり「買い」ですよね。