Macで音楽を作る話。NAMM 2012で気になったプロダクト。

Windowsでも動くDigital Performerや、Casioのシンセ復帰、KAOSSPADやKAOSSIRATORの新作など話題に欠かせない今年のNAMM。その中でも特に気になる製品について考えてみます。
まずはAKAIの「MPC FLY」。個人的にも前に渡航の為手放して以来、買い直すべきか幾度もなやんだMPC2000。そのMPC2000そのままのインターフェイスは素敵すぎです。BeatMakerもインターフェイス的に好きですが、MPC FLYはハードウェアを組み合わせているので、使い易さはさらに良さそうに思います。
同じく新製品のMPC STUDIOやRENAISSANCEも単体での仕様ではなく、PC/MacやiPadと組み合わせて使う前提で考えられていますね。

もう1つ気になるのは、遂にプリオーダーが開始されたCyberStep「KDJ-one」。とはいえ半年以内という表記なので、夏頃の出荷になる様。ゲームボーイライクな見た目も良いですし、PC/Macとの連携も興味深いです。

最後はiPadでVSTプラグインが使用でき、24bit/48KHz録音出来るという驚きのDAW「auria」。もちろんMac用やPC用のプラグインが使える訳ではなく、iOS用のプラグインがアプリ内課金で購入出来る仕様です。今後、同規格を採用したiOS用アプリが出た場合にプラグインを共有できるのかが気になるところ。

今回は気になった3つのプロダクトを紹介しましたが、どれもモバイル系DAWの未来を感じさせてくれるものですね。しかも単体ハードで完結するだけでなく、PC/Macなんかと連携して使用するものも多く、メインシーケンスはMacでそこに各モバイルデバイスが連携するライブセットを組んだり、バックアップシステムとして置いておくなんて使い方もできそうです。

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