Macで音楽を作る話。PPGのiPadシンセのお話。

iPhone5の発売などで取り上げる機会を逃していましたが、2週間程前にiPad用シンセ「WaveGenerator」がリリースされています。このアプリに関してはご存知の方も多いと思いますので、今回はPPGやアプリのリリースについてのお話を。
PPG(ドイツ読みだとペーペーゲー)はドイツのシンセサイザーメーカーで、サンプリングした音を元に発音するウェーブテーブル方式を搭載したWaveシリーズが有名です。しかし経営に行き詰まり1987年に倒産。その後、Waldorfを立ち上げ復活させますが、こちらも2002年に倒産。再び2007年に復活し、現在に至ります。
この様に我が道を行く個性はシンセを作っては、やりすぎて経営難に陥るというアーティスト気質なところもどこか憎めないですね。
今回リリースされたiPadアプリ「WaveGenerator」はそのWaldorfからではなく、PPG Waveの開発者Wolfgang Palmがリリース。実はWaldorfもiPad用シンセ「NWave」のリリースをアナウンスしています。
Waldorfも2007年の復活後、経営体系も変わっているでしょうから、Wolfgang PalmとWaldorfってもはや別々なのかな?と思ってしまいます。仲良くやってるのか心配になりますが、どちらもPPG Waveの遺伝子を引き継いだシンセ。両方とも買いたくなってしまいますね。

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