Macで音楽を作る話。Ableton Live 9。

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先日、Ableton Liveの最新バージョンである「Live 9」が発表されました。それまでは、ほぼ1年間隔でのリリースを続けていたLiveですが、今回は大きく空いて3年ぶりになるメジャーアップデートになり、楽しみに待っていた方も多いのでは?。
新機能としては音源やエフェクトの充実、MIDI強化など、順当な進化と言えそうです。
目玉機能のひとつ、オーディオからのMIDIデータ抽出(ピッチ検出)は最近のDAWのトレンドでもあると思いますが、説明文によると録音した素材(もしくは取り込んだ素材)からピッチ抽出する様なので、リアルタイム性を重視したLiveならギターシンセ的な感じでリアルタイム演奏にも使いたいところ。この辺りは実際に触って確かめてみたいです。
また、同時に発表された専用コントローラー「Push」もかなり気になる製品。クリップのトリガーになったり、ステップシーケンサーになったりとNovation LaunchPadに近い(?)専用コントローラーですね。
背面にAKAIのロゴが見えますが、現時点ではAKAIのサイトには製品についての記載は無いので、Abletonの製品としてAKAIがOEM供給しているものと考えられます。
専用コントローラーが出たり、Cycling 74のMAXを組み込んだりと、他メーカーとの関わりがうまいのもAbletonの魅力の様な気がします。

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