Macで音楽を作る話。ProTools11のオンラインセミナーに参加してみました。

PT11%20Logo.jpg
先日、オンラインで「Pro Tools 11 ディープ・ダイブ・オンラインセミナー」が行われたので、参加させて頂きました。
もちろん内容は6月末発売予定の次期ProToolsについてで、色々と勉強になりました。
PT11は多くの新しい機能を搭載していますが、特に力が入っているなと感じたのは、オフライン・バウンス、64bit化、Avid Video Engineの3つ。
オフライン・バウンスに関しては既に多くのDAWが搭載している機能で、この点に関してはPTは大きく遅れていたので、待ち望んでいたユーザーも多いのでは?。また複数のトラックの同時書き出しにも対応している点も良いですね。
64bit化については多くのメモリーが使えるという事で、PT11のメイン・フィーチャーのひとつとなっていますが、同時にRTASやTDMといった従来のプラグイン環境を切り捨てる事になり、この辺りがどう受け入れられるか気になる所ですね。比較的、手堅く保守的なアップデートが多いAvidですが、PT10で他社製のオーディオインターフェイスへの対応など、最近のAvidは挑戦的な感じがします。それだけ他のDAWに押されているという事なのでしょうか。
最後はAvid Video Engine。Avid DNxHDやApple ProRes 422などの幅広いHDビデオフォーマットの再生・編集をPTのタイムライン上でトランスコーディングなしで実行できるというもの。得意なビデオ分野を強化してきた辺りもAvidの本気度がうかがえますね。

Share

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Optionally add an image (JPEG only)