Macで音楽を作る話。色々な再生環境をシュミレートするフリープラグイン。

4月にリリースされて話題になっていたフリーの音場シュミレータープラグイン「Virtual Studio」。紹介するタイミングを逃していたので、今回はそのお話を。
リリース元は世界初のダイナミック型ヘッドフォンを作った事でも有名なドイツのヘッドフォンメーカー「beyerdynamic」。ヘッドフォンメーカーからのリリースという事で、当然ながらヘッドフォンでの使用を前提に作られており、モニター時にスピーカーから鳴らしている場合の鳴り方など、いくつかの音場をシュミレートしてくれます。あまり大きな音量でスピーカーから鳴らしてチェックできない環境の方も多いと思うので、助かりますね。
あと車の中というプリセットもあり、再生環境の良くない場合での鳴り方をチェックする事もできて面白いです。特に変更出来る設定も無く、プリセットも4つだけとシンプルなんですが、無料のプラグインですし、簡易的なチェックとして割り切って使うには逆に良いのでは。
64bit対応している点も好印象ですが、インストーラーは付属していないので、componentを手動でプラグインフォルダに追加する必要があります。