特に対応とは表記されていなくても「Camera Connection Kit」を介してiPadで使えるUSB-MIDIデバイスは少なくないですよね。そこで今回はAKAIのコンパクトなパッドコントローラー「LPD8」をRetronymsのTabletopで使ってみましたので、そのお話を。
使用したのはAKAI LPD8とiOS7のiPad2、Camera Connection Kitです。接続するとLPD8にランプが灯り、通電している事が確認出来ます。使用電力が多い機器の場合には消費電力が大きすぎる旨や、サポートされていないといった表示がでるので、使える機器は比較的消費電力の少ないものである必要があります。
↓↓ iPadとLPD8をCamera Connection Kitを介して接続。
接続後にTabletopを立ち上げ、右上の設定の中のMIDIの項目をみるとすでにLPD8が認識されているのが分かります。Macでドライバーのインストールの必要のないCoreMIDI対応機器であればこのように簡単に認識してくれます。次にノートを割り当てていくのですが、Tabletopではノートも自由に割り当てられるので非常に簡単。
「SESSION SETTINGS」の中の「MIDI LEARN」をタップすると割当画面に入るので、割り当てたいパッドなどをタップすると緑に色が変わります。そこでLPD8のパッドを叩くと関連付けされて、以後パッドを叩くとTabletop側の割り当てたパッドも鳴ります。
↓↓ セッティングの中の「MIDI LEARN」をタップする。
↓↓ 緑になっているところに叩いたパッドが割り当てられます。
ノートの割当ができないアプリで使用する場合にもLPD8用のEditing Softwareを使ってLPD8側を設定してあげる事で使用可能ですが、Ableton Liveのような感覚でパッドやコントロールを割り当てていく事ができるTabletopは非常に使いやすいですね。
LPD8 – Editing Software (AKAIの英語ページに飛びます)
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