Macで音楽を作る話。NAMM2014で気になった製品をいくつか。

現在開催中のNAMM 2014で数多くの製品が発表されており、面白そうなものもいくつもありますが、その中で目にとまった製品を数点。
まずはNAMM前から話題になっていたMOTUの828x。定番オーディオI/Fのひとつである828も4代目になりThunderboltを搭載。ZoomのTAC-2もそうですが、MOTUが搭載することによってThunderbolt接続オーディオI/Fももっと増えるのではと予感させますね。あとは要望としては多くないのかもしれませんが、せっかくの高速なインターフェイスなので、カスケードで数台をつなげることができれば良いなあと思ったり。

続いてはM-AUDIOの「TRIGGER FINGER PRO」。パッドコントローラーにプラスしてステップシーケンサーを搭載しているという面白い製品。バンクを切り替えるとパッドの色が変わるのも好印象です。同じく発表されていたオーディオI/FのM-TRACK QUADもそうですが、Avidによる買収、売却などで振り回されたM-AUDIOから久しぶりに意欲的な製品が発表されてなんだか一安心してしまいました。

少し近い製品でArturiaのステップシーケンサー搭載のMIDIコントローラー「BEATSTEP」も面白そうです。ツマミでベロシティやノートをコントロールしたり、ノートのスケール設定ができるのも良いですね。ライブでの使用を前提に設計されている感じがします。

最後はこのブログでも何度か取り上げている「Bitwig Studio」。リリースがあまりに遅く心配していましたが、長いベータ期間を経てついにリリース。価格は市場予想価格￥41,000ということで、まあ妥当な価格ですが、後発なソフトだけにどれだけ受け入れられるのかは不明ですね。良さそうなソフトなので、楽しみに待ちたいと思います。

その他にもKorgの「TRITON taktile」やFocusrite「iTrack Dock」など気になる製品はたくさんありますので、またの機会にでも書きたいと思います。