Macで音楽を作る話。ROLANDのAIRAのお話の続き。

Roland-aira-tr-8.jpg
先週時点ではまだ未発表だったROLANDのAIRAが遂に正式に発表されたので、今回は先週に引き続きAIRAのお話です。
1ヶ月近くをかけて少しづつ情報を公開していくプロモーションも話題になっていたAIRAですが、さすがに期間が長くリーク情報も多くなり、概ね予想通りの製品となった感が少し残念な気もしますが、製品的には非常に魅力的です。
詳しくはオフィシャルウェブを見て頂くとして、個人的な雑感を。
まずはACBという手法。従来のアナログモデリングではなく、アナログ部品のモデリングという手法であり、より掘り下げたアプローチで回路特有のクセなども再現したというので出音も期待できます。アナログのシュミレートだけではなく、TR-8はPCとのUSB接続時にはキックやスネアなど各パートをマルチで出力できるMULTIPLE OUTPUTSを装備、TB-3のタッチパネル入力などデジタルの良さも持っているのも魅力。
もうひとつは25鍵のポリシンセ「SYSTEM-1」で採用された「PLUG-OUT」という機能。対応のソフトシンセをTR-8のハードウェア上で使えるという機能のよう。これは今までにない非常に面白いアイデアなので、ソフトウェア、ハードウェア共に対応製品が増えていくことを期待したいですね。

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