SFXによる買収、SFX倒産、赤字化、買収によって翻弄しているBeatportですが、公売は「現時点では中止予定」となり、かつストリーミングサービスなど幾つかのサービスを中止のニュースが。
ニュース内容によると「我々の第一のお客様であるDJコミュニティに最高のサービスと機能を提供するという本来の目的を見失ってしまっていたことに気がつきました。」ということのようですが、もちろんBeatportのオリジナルスタッフ、元々の顧客はそのことに最初から気づいていたでしょうから、やはりブランド力を期待しての買収に振り回されたということですね。
Beatport中心で運営していた小さなインディーレーベルも、次の手法やプラットホームを模索しながらもまだBeatportに留まっているのが現状だと思うので、Beatportもギリギリでその存在価値を確保した気がします。
ただし、噂とはいえiTunesのダウンロード販売終了に関するニュース(Appleは否定しているのであくまで噂ニュースです)が流れるくらいなので、音楽販売のスタイルがどこへ着地するのかまだまだ不透明ですけれど。
