エレパドローンスクールに行ってみた。-3
店頭営業係 小林
リターン ツー ホーム って知ってますか?
- なんだかんだとドローンを飛ばしたので、準備してきたバッテリーももう底をついた。まあ今日はこれくらいにしておくかと撤収の準備をし始めたとき、どうも「Return-to-Home:RTH」が働いたっぽい。ぽい、というのは自分では原因がわからなくて、あとでスタッフの方にこんなことがあっていやもうびっくりしました、なんて話をしていたら「リターン ツー ホーム」が働いたのかもしれませんね、と言ってくれたからだ。
- 「Return-to-Home:RTH」を一言でいえば、緊急時にドローンを自動でホームポイントまで帰還させる機能のことである。例えばSPARKなら、送信機からの信号が3秒遮断すると自動的に起動する。通信が回復すると操縦が可能となるが、障害物回避機能は無しなので素直に目的地まで一直線に戻ってくる。それはそれで大丈夫なのか心配してしまうが。
- いやでも、ほんといきなりものすごい勢いで上昇するんですよ、ドローンが。しかも数秒の間、コントロールを全く受け付けない状態になるし。いや久々に背筋がゾクゾクして鳥肌がたつ。自分の意思とは関係なく操縦不能なドローンがどんどん離れていく感覚はなんとも言えない不安感に襲われる。数秒後にコントロールできるようになったので下降させて事なきを得たけど、最後の最後でへたり込んでしまうような体験をさせてもらった。
撮影した動画をiPad miniに取り込んで再生してみた。
- いやもう精根尽きて校舎まで戻ってきて正直このまま帰ってしまいたいのだが、ドローンには先ほど撮影した動画が収まっている。大した動画ではないが、今日撮影した動画はちゃんと保存しておきたいと思った。後にしようと思うと大抵の確率でそのまま放置になってしまうことが経験上分かっているので、一息入れてデータを保存する作業に取りかかることにした。
- 通常ならPCに読み込ませておくのだろうが、いままでの経験上PCだと保存したはいいけど、そのまま埋もれてしまうことがほとんど。なので、今回は動画チェックもかねてiPad(iPad mini 5世代)に直接保存できないか試してみた。
- まずはドローンからmicroSDを取り外し、iPadには純正アダプタをセットして、microSDからiPadに直接動画を取り込んでみた。SPARKの動画フォーマットはMP4 (MPEG-4)であることは確認しているし、MP4はiPadで再生可能ファイルなので特に問題がなければそのまま取り込めるとふんでいた。実際に差し込んでみてもなんの問題もなく取り込みできたし再生も問題なかった。いや、便利になりましたね。このままiPadで動画編集もしようと思えばできるけど、まあ、さすがに今日はやめておこう。
- あと、このmicroSDもなんでもいいわけではない。ある程度以上の品質の物を用意する必要があるようだ。SPARKでは次のSDカードを推奨している。容量:16GB~64GB 規格:UHS-1を満たす Micro SDHC 私はSandiskの Ultra というシリーズの商品を使った。
■さて、中古品とはいえ、DJIのドローンを購入して初期設定に機体登録・実際のフライト・動画撮影までしてみた。大した経験値もないので有益な情報をお伝え出来なかったけど、自分にとって初めての経験は非常に面白かった。フライトも動画の取り込みもできるようになったので、後はどんどん飛行回数を増やしていくだけなのだろうけど、さて次回はいったいどうしましょうか。