去る2019年10月上旬のお話。
長年使ってきた iPhone 5S から iPhone 11 に機種変更するため、私はauショップを訪れていました。
今まで使ってきた iPhone 5S は2013年の発売なので、足掛け6年近く使ってきたことになります。日々当たり前のように使ってきましたが、今年こそは新製品が発売されたら買い替えようと思っていました。
買い替えの主な理由
⦁ iPhone 5S はiOS13にアップデートできない（最新のOSにできない）。
⦁ バッテリの持ちが悪くなった（6年使えばそれはそうです）。
⦁ イヤホンジャックにイヤホンを挿しても音が出ない。またはイヤホンを挿していないのに挿さっていると言い張るようになった。
⦁ びっくりするぐらい発熱するときがあって、バッテリもふくらんできている。
モノ持ちのいい私ではありますが、さすがにこのままではまずいと思っていました。
とはいえ巷では「5Gに対応していない」とか「インターフェースがType-Cではない」とか「カメラ以外なにがあるの」とまでいわれるような今回の iPhone 11シリーズ。かといってそれらに対応した次期iPhoneを待っていられる状況でもありません。なので今回思いきって機種変更してみました。
どれにするのかかなり悩んだのですが、今回は iPhone 11 にしました。
単純な理由で、私が20年近く愛用している手帳とiPhone 11のサイズがほぼ同じだったからです。なじみのあるサイズ感なら機種変後の違和感もすくないのではと思ったので。もちろん価格が一番安かったということはとても重要です。
さて、私は予約でないと買えないと思って店員さんと話をしていましたが、いまなら在庫があるとのこと。今日は購入するつもりではなかったので少し悩みましたが、結局遅いか早いかだけの違いなので、機種変更してしまうことにしました。
データ移行やキャリアメール設定などは自分でできますし、対応してくれた店員さんも慣れた手つきでどんどん事務手続きを進めてくれますが、やっぱり一時間ちょっとかかってしまいました。
とはいえ だたぼーっとしていたわけでなく、契約プランの見直しやApple Care+などオプションの確認・支払い方法の変更などなど、その場で決めないと確認しないといけないことだらけ。ショップを出る頃には私の方がぐったりしてしまいました。
ほんと、携帯会社の店員さんってタフだよなあ、と改めて思ったことでした。
さて、自宅に戻った私はさっそくデータ移行の作業にかかります。
最近のiPhoneには「クイックスタート」というiPhone同士でデータ移行する機能が付いています。
今まではMacを使ってデータのバックアップと復元をしていましたが、今回これがどれだけ使い物になるのか試してみました。
クイックスタートを使って、これまで使っていたiOSデバイスから新しいiPhone,iPad,iPod touchにデータを転送する
https://support.apple.com/ja-jp/HT210216
おっと、その前にこのiPhone自体に紐づいているアプリデータの引っ越しはあらかじめしておかなくてはいけません。
代表的なアプリは
⦁ LINEなどSNS系
⦁ ゲーム系
⦁ Apple Watch
⦁ Apple Payなどの電子マネー系
などでしょうか。私の場合はApple Watchだけだったので、それほど手間はかかりませんでした。
Apple Watchを新しいiPhoneとペアリングする方法
https://support.apple.com/ja-jp/HT205189
今までのiPhone 5S は16GBの容量しかないので、データ移行もそれほど時間がかかりません。私の場合だと、音楽も写真も連絡先もアプリもWi-Fiの設定なども全部移ってくれたので、いきなり普段どおりに使えるようになったのは結構びっくりしました。
この機能は確かに便利かも！
（ただし移行中はどちらのiPhoneも使えないので電話やSNSが使えなくなるはちょっとドキドキしました）
逆に「クイックスタート」で移行できなかったのはキャリアメールの設定とBluetoothのプロファイル（私はワイヤレスヘッドフォンのプロファイル）ぐらいでしょうか。
iPhoneの契約をするのに自宅を出て、新機種にデータ移行が終わるまでトータルで約3～4時間ほどでできてしまいました。
まだまだ外は明るいとはいえ、もうその日は何も考えられないほどくたびれてしまったので、データ移行作業も以上で終了とします。
あとは気づいたときにちょこちょこと足していくことで良しとします。
iPhone 11にしてよかったこと
⦁ あたりまえですが画面が大きくて字も見やすい。表示面積も以前から比べたら増えたのでSNSや調べものするときものすごく便利。
⦁ これもあたりまえですけど、バッテリの持ちがよくなった。あといろいろなアプリを立ち上げっぱなしにしてもフリーズしたり勝手に再起動したりしない。地味にストレスだったんですよね、iPhone 5S のときは。日々のイライラが減りました。
⦁ 今流行の電子マネーが使えるようになったことも新鮮な体験でした。PayPayは iPhone 5S の頃から使ってましたが、今回 Apple Pay が使えるようになったことで – 使う予定は特にないのですが – 現金が無くてもiPhoneがあればなんとかなるという安心感はとても新鮮でした。逆にサイフを常に携帯しないといけない という今までの感覚の方がストレスだったんだと気づくことができました。
iPhone 11にして悪かったこと
⦁ Face IDが思っていたよりもストレスになってます。のぞき込むだけでロック解除できるのはいいけど、その後で画面下から指で上方にスライドするジェスチャーは不要では？と毎回思ってしまいます。ここだけはホームボタンの方が優れていると思いました。
⦁ 機種変更する最後の最後まで悩んでいたのはその大きさ。iPhone 5S を愛用してきた最大の理由がそのコンパクトさにあるからなのです。いろんな方のブログとかレビューとか読んでも「使ってたら慣れる」的な内容が多かったので、そんなものかなーと思って機種変更しました。残念ながら今のところ違和感の方が大きいです。特に電話として使うとき、あの大きなiPhoneを耳に近づける行為がなぜか怖いんです、私。ほんとになれるのでしょうか？
追記.
朝 寝ぼけまなこでiPhoneを手にしたら Face IDが反応しません。
なにが言いたいのでしょうか。
今回は以上です。
