築45年の空部屋で遊んでみた#1

店頭営業係 小林

#1 まずは部屋の紹介から

■日本の四国の高知の某所で、私は2年ほど前からこの空部屋を借りている。借りるといってもそこに住んでいるわけではない。休日で時間がある時に立ち寄って数時間 過ごしていくだけの、8畳ほどの空部屋である。

■「ヒトが住まなくなると家はダメになっていく」

この空部屋を貸してくれた女性はそう言って部屋の鍵を渡してくれ、私もそういうものなんだと納得して鍵を受け取った。

■女性曰く、この部屋に残っているモノは自由にしてもらっていい。なんなら定期的にある粗大ゴミの日に手伝ってくれるならタダで使ってもいいとまで言ってくれた。マジか と最初思ったけど、結構それなりに人使いが荒かったので、まあ、世の中 そんなもんだよなと再確認させられた。

■この部屋は建物の一階にあるのだが、玄関は階段を登った二階にある。二階まで吹き抜けになっている中庭と小さなオープンガレージとで一階は構成され、その奥にこの部屋がある。ちょっとした隠れ家気分だ。

■中庭のおかげで晴れなら一階まで日の光は降り注いでくる。横のオープンガレージでは少人数のBBQくらいならできそう。これくらいのスペースだったらテントを張ってお家キャンプしてみてもいいかも、なんて考えたりする。一応、Wi-Fiもあるようだ。

■部屋の中は最初思っていたよりはひどくなかった。とはいえ、掃き掃除をし、雑巾がけ・ファブリーズは一通りさせてもらい準備は万端である。

■さて、その部屋の中から私は一台のデジカメを見つけてきた。オリンパスの400万画素程度の古いカメラだ。カビのあったレンズをふき、電池を入れ替え、多少整備したら写真が撮れるようになった。

■メディアはxDピクチャーカードで256MBだ。マニュアルもないのであちこちボタンを押して設定を確認していく。古いカメラっぽく電池の消耗が早くてびっくりした。そうそう、昔は電池代もバカにならなかったことを思い出す。

■せっかくなので、今回のブログの写真はこれで行こうかと思っている。なのでピントが合ってなかったりイマイチな写真でもそれはカメラのせいだ、ということにしてもらおう。

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