Macで音楽を作る人。iMacとMacBookProとGarageBand。

今回はiMacとMacBookProをGarageBand’08を使って比較してみましたので、そのお話を。
比較したのはエレパ店頭に展示している以下の2台。
iMac 24″(MB325J/A) Core2Duo 2.4GHz / メモリ1GB
MacBookProo 15″(MB470J/A) Core2Duo 2.4GHz / メモリ2GB
チップセットとか何とか色々あるけれど、まあCPUが同等なので基本的にHDDの差がでるはず。
GarageBandを「音源のリアルタイム再生時の遅れを最小にする」に設定後、16bit/44.1KHz StereoのAIFFをトラックに貼付けていって、どの位のトラック数再生できるかを見てみました。


なんとか止まらずに(たまに止まる程度)再生できたトラック数は、
iMac….120トラック前後。
MacBookPro…..120トラック前後。
意外に同じくらいですね。ちなみに、どちらもGarageBandの再生時の使用メモリは約500MB、CPU使用率50〜60%程度、ディスクからの読込みは20~23MB/秒。再生が止まるのは瞬間的にHDDからの読込みかCPUがオーバーしてるんだと思います。
メモリにロードして再生している分もあると思われるのですが、トラック数を増やしていくのと比例してディスクからの読込み量も増えていくので、ある程度はHDDから読んでいるみたいです。つまりはこのテストではHDDの回転数、MacBookProの2.5″ 5400rpm、iMacの3.5″ 7200rpmの差は出ないと言う事ですね。
数字上は約1割ほど高速ながら、実際の使用感はそんなに差を感じなかったりする事もあるので、まあこんなものでしょうか?
どちらにしろ、今回のテスト環境だとMacBookProの5400回転のHDDでも100を超えるトラックの同時再生が可能なので、発熱や消費電力の事を考えてもMacBookProのHDDを7200回転に交換するメリットは少ないのかもしれないですね。
※今回のテスト環境で使用しているサンプルは1−2小節のサンプルを10種類程度だけなので、全てのトラックに違った音声ファイルを入れ再生する場合とは、結果が大きく異なると思われます。なので実際に100トラック超の同時再生が可能とは限りませんので、あくまで1つのテスト結果として参考までに読んで下さいね。

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