今月から三カ月間ロボットカーについての学習になります。今回はロボットカーの細かい制御という内容で所定の距離を直進する事、所定の角度曲がる事、所定の角度回転する事について学習を行いました。これまで自考力キッズで何気なくロボットカーを動かしてきたであろう泰平君と碧依さんがうまく制御できるかな?と先生も少し不安があったようですが授業にを始めたようです。
[今回は電池残量他の要因により完全な制御は今の所出来ませんが、問題がないという形にしています]
最初に慣れ親しんだロボットカーを作ってもらい、最初のミッションとして25㎝の直進に挑戦をしてもらっています。プログラムを行ってもらう前にこれまでの自考力キッズとはプログラムの方法が異なる為先生の方で違いについて説明がされます。
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ブロック一つで出来ていた自考力だけどエジソンアカデミーではブロックの数も増える事を改めて確認してもらっています。 |
そして二人に25㎝直進プログラムの作成をしてもらいました。
まずはお互いに3秒直進をするプログラムを作ってもらいその距離から考えやすいようにしています。泰平君の方が距離が出ていた為、泰造君には少し時間を短くする事、碧依さんには少し時間を長くした方が良いかなとヒントが出されました。 |
二人が考え、プログラムした結果がこのようになりました。
泰平君の結果 |
碧依さんの結果 |
厳密にはずれが生じていますが、現環境ではこれ以上の修正が厳しいと先生が判断したようで二人にOKが出されました。続いて右に90度曲がるプログラムに挑戦をしてもらっています。何だかんだ言いながらもわからないところは先生に聞いて二人ともプログラムを作成していました。
泰平君は行き過ぎました。 |
碧依さんは足りませんでした。 |
この結果を受けて二人とも移動させる時間の調整を調整しうまく制御が出来ていました。
泰平君は文句のつけようのない仕上がりでした。 |
碧依さんも良い仕上がりでした。 |
これをベースに左曲がりのプログラムの作成をしてもらおうとしましたが、碧依さんが「動かすモーター変えるだけやん♪」と答えを出してくれたのでそのまま作ってもらい正常動作を確認出来ました。
最後に左右回転制御の項目で右回転プログラムを作ってもらった結果が以下です。
碧依さんの動作結果です。秒数を細かく制御して頑張ってくれていましたが、これ以上はうまくいかなかったとの事で先生が動作の確認をしています。行き過ぎている感はありましたが、先生も良いでしょうと判定をしたようです。 |
左回転プログラムも同じようにモーターの向きを変えるだけで完成しました。
最後にこれまで作成したプログラムを「関数」にしてもらっています。
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<泰平君のプログラム> 関数名は人が見て何をしているのか分かるよう先生が名前を付けてくださいと説明しています。 |
関数の事を説明しようとして時計を見た先生は終了時間間際という事もあり簡単に「関数⇒決まった動作をプログラムの機能にしたもの」と説明をして、実際に関数を使ったプログラムとそうでないプログラムを見比べてもらい、2人そろって「関数ない方面倒!!!」と先生的に納得の感想を得たようでほっとしていました。
また後々関数の便利な使い方を説明することを話して授業を終えています。
エレパチャレンジクラブにおける生徒たちの歴史が新たな1ページ
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