Macで音楽を作る話。Thunderboltは音楽制作に変化をもたらすか?

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いよいよ登場した新しいMacBook Pro。色々と話題はありますが、今回は目玉の1つでもあるThunderboltについて音楽制作的観点から。
この新しいインターフェイスをMacProではなくMacBookProに最初に搭載してきたあたり、大げさかもしれないですけれど新たなノートの可能性を提案してる様にも思います。
15インチモデルにはクアッドコア Core i7が搭載されており、そのパフォーマンスはセミプロ、プロ用途でも実用可能なレベルになったと思われます。
ただし大容量化が進む音源ライブラリや録再生データの保存先としては容量、アクセス速度ともに少し心元無いのがストレージ。Thunderboltはその懸念を払拭してくれそうですね。
一般的にMacProなどで使われているストレージは7200rpm 3.5インチモデル。その転送速度は120-140MB/秒位だと思いますが、それに対してUSB2.0の実効速度は30MB/秒程度、Firewire800でも70MB/秒位なので、やはり内蔵ハードディスクと比べると見劣りします。
Thunderboltの実効速度はまだ情報が少ないですが、ブルーレイ1枚を30秒程度だと言う事ですので800MB/秒位と思われ、ハードディスクの転送速度を大きく上回ります。
また、Firewireアダプタ等も発売予定との事なので、オーディオI/F、ストレージ、ディスプレイへの接続がケーブル1本で済む点もスマートで良いですし、かなりの高パフォーマンスが期待出来るクアッドコア Core i7と合わせると、従来のプロ向けデスクトップと変わらずプロ用途にも耐え得るのではないかと期待してます。
また、実機が入荷してきたらLogicやGarageBandでテストしてみようと考えてますので、お楽しみに。
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