Macで音楽を作るの話。Renoise 2.7がリリース。

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まわりに使っている人がまったくいないのですが、好きなソフトなので度々書かしてもらっているトラッカー系DAW「Renoise」の最新版がリリースされています。
という事で、最新版で追加された機能の中で気になる機能をいくつか。
「サンプル・スライス・マーカー」これはサンプルのアタック部分を検知してマーカーを設定し、マーカーごとにトリガーできる機能です。ブレイクビートの再構築に便利で、Logicや多くのDAWも形は違えど実装している機能です。個人的にはRenoiseは他のDAWよりもサンプルの取扱いが使い辛い印象を持っていたので、これは非常に良い進化ですね。
あと新たに追加されたエフェクター「Comb Filter」。周波数帯域を3つに分け、それぞれを別々のセンドに送る事ができるエフェクター。これは面白いですね。帯域事にちがうテンポのディレイをかけたりと色々とアイデアが湧いてきます。こういった面白いエフェクトが内蔵される辺りが、よりユーザーに近い環境で開発されているが故でしょうか?。
WAV書き出しや、ReWireの機能制限などいくつかの制限があるのですが、相変わらず無料版でも曲保存など楽曲制作には十分使えるのもうれしいところです。ちなみに有料版も58ユーロ、\7,000弱なので機能から考えると格安ですし、Mac、Win、Linux対応のマルチプラットフォームなのも良いですね。
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