Macで音楽を作る話。OSX Lionインプレッション。

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先週リリースされたLionを店頭デモマシンにも入れてLogicを動かしてみたので、その事についてのお話を。
まずLogicの最新バージョン、9.1.4をLionをインストールしたiMac上で動かしてみました。さすがApple純正ソフトで、ある程度動かした感じでは特に問題は無い様です。但しQuickTimeのバージョンが上がるとLogicのプラグイン動作に影響が出る事があるので、動かなくなるプラグインがあるのかもしれないですね。
また他のいくつかのソフトと同じく、Logicでもフルスクリーンモードで動作するのですが、今回試した環境では複数のウインドウを開いて作業する場合には表示がおかしくなったりしてました。(フルスクリーンモードなのにDockが表示されっぱなしになるなど)
また、Lionの新機能のひとつである自動保存やバージョン保存は現時点では利用出来ない様です。まあLogic自体がプロジェクトバックアップ機能を持っているので特に必要はないと思いますけれど。
ちなみにLogic 8はLion上では動作しないみたいですので、8ユーザーはLionへのアップデートは注意が必要ですね。ただ、次期Logicもそう遠く無いはずなので、ここでLogic 9へのアップデートっていうのも微妙ですが。
そのLogicですが、Lionへの流れなどを含めると以下の事が新バージョンへ組み込まれるかもしれません。
1. Mac App Storeからリリース。
2. フルスクリーンモードに最適化するため完全にシングルウィンドウ化する。
3. Logicのプロジェクトバックアップ機能からLionのバージョン保存機能への移行と自動保存への対応。
Mac App Storeからのリリースに関しては今までの全てのコンテンツをリリースとなると60GB位あったと思うので、これをダウンロードとなるとキツいです。となるとコンテンツはバラ売りになるか、USBストレージでのリリースというのもありえるかも?
また自動保存になれば、保存しないまま長時間作業していてLogicが落ちてしまって悲しい思いをする事も無くなりますが、作業の結果、前の方がいいと思い返って保存しない場合もあるので、後日ファイルを開くと保存していないつもりが保存されていて困る事もあるかもしれないですね。

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