エジソンアカデミーでの学習も2年目に入りました。センサーやプログラムの基本部分は終えたのでこれからは様々なものの仕組みについても勉強をしながらこれまで通りプログラム学習を行います。
今月はフォークリフトを模したロボットとプログラムの作成をしています。
最初に様々なロボットを動かす仕組みとして「機械要素」の一部を紹介しています。
自考力キッズでこれまで利用してきた歯車の組合せの他、自転車のタイヤを動かす仕組みにも使用されているスプロケット/ローラーチェーン他説明をしています。説明の途中に泰平君が「ばね」もそうなの?と質問をしてきて、先生驚きつつも「ばね」も機械要素の一つですよと話をすると少々ドヤァな顔をして喜んでいました。リンク機構のサンプルを二人交互に動かしてもらいました。固定する場所を変えると動きに変化が出る所が面白かったようで二人とも色々回してその動きを見ていました。その後リンク機構のうち、平行クランク機構の動きを見てもらい、この動きに近い物は何かなという質問に答えてもらっています。今度は碧依さんが「車のワイパー」と答えてこちらもニンマリ顔を決めていました。
最後に回転する箇所を4つから3つにするとどうなるのかという所を見てもらい、これが「トラス機構」といって非常に頑丈になることを解説しています。今回のフォークリフトは平行クランク機構を利用してまずは移動できない状態で作りますよと解説をしてロボット作成に着手してもらいました。
移動を固定した状態でフォークの上げ下げ角度の限界を確認する為接続モードにて二人にサーボモーターの角度調整をしてもらっています。実際にパレットを模したブロックの上げ下げが出来たタイミングで2人のプログラムを確認するとフォークを上げ下げする際の限界角度の設定が漏れていた為、「一定の高さになったらそれ以上フォークを上げない/下げない」という部分を追加してもらっています。今度は前後移動できるようモーターを追加してもらいました。その際二人から「左右移動は?」と質問があったので、「それは次回」と話をしています。モーターの取り付けにより高さに変化が出たことでパレットの上げ下げがうまく出来なくなった為、二人から何で?とありましたが、「フォークの高さが変われば当然リフトの上下角度も変わります」と解説すると「それもそうだね。また修正だね」としっかり取り組んでくれておりました。このような修正も慣れたもので、二人とも早々に終えてz年五移動させてからのパレットの上げ下げがしっかり出来るように作成をしておりました。
次回は左右移動とタイムアタックレースを予定していますと伝えて授業を終えています。
エレパチャレンジクラブにおける生徒たちの歴史が新たな1ページ
※登場人物や教室概要についてはこちら