エジソンアカデミー学習物語 20/48

本日は教材内最後のセンサーである「加速度センサー」についての復習を行った後にレベルアップミッションとして、ブロック運搬ロボットカーの作成を行っています。アームは生徒任せにするとカオスなアームが出来るのではないかと先生が危惧した為、先生の方でアームの作成を行っています。

追加するプログラムも実は簡単に出来る内容で、「タッチセンサーを押したらブロックを掴む、タッチセンサーを離したらブロックを離す」プログラムを作りましょうと話がされました。先生的には簡単に考えていたようですが、二人としては「どうすればいいんだ」状態で考え込んでいます。簡単に終わるかもと思っていた先生の思惑を外れた為、どのように動かせばよいのかというプログラム内容について改めて説明がされます。「タッチセンサーA0が「0」ならばサーボモーターD9を動かしアームでブロックを掴みましょう。タッチセンサーA0が「1」ならばサーボモーターD9を動かしアームは開きましょう」この説明で何を使うのかはしっかり把握が出来たようです。

ここまで出来れば後は楽に行けるだろうと思った先生でしたが、ここからどうすればよいのかという点で更に詰まりました。やるべきことは理解できているようですが、その内容をうまくプログラム化できず困っているようです。

先程のプログラムを参考に先生から説明が改めて行われます。

タッチセンサーを押したならサーボモータD9はアームを閉じてブロックを掴む動き。そうでなければアームを開く動きです。

そこで改めて泰平君がサーボモータ角度の確認を改めて行いました。

掴む角度、離す角度共に良い感じに出来ております。これでプログラムは完成しそうと先生も一安心

そうして出来上がった碧依さんのプログラムがこちら

追加部分のみですがこれで問題なく動かせそうです。

泰平君のプログラムはこちら

ぱっと見た感じ良さそうに出来ていますが実は…….

碧依さんは正常に動作をすることが確認出来ました。一方泰平君はタッチセンサーを離しているときに正常動作しません。何でなの~と泰平君困っていますが、先生が泰平君のプログラムを電子黒板に映しだして「このプログラムが正常に動かないのなんでだろう~」と二人に質問を出します。
碧依さんは自分のプログラムの通りにできていないから動かないと答えましたが、先生からは「書き方は違いますが、それは正解ではありません」と回答します。当の泰平君はなんでなんでと言いながら自分の間違いを探しています。しばらくして碧依さんが先生を呼んで正解を言いました。
泰平君が考え悩んでいる様子を見て碧依さんが答えを言いそうになったので先生がとっさに答えを言わないように伝えましたが、うっかり漏れた内容を泰平君はしっかり聞いておりそこで「タッチセンサーを離しているときにロボットカーが動くプログラムがない」と正解を出しました。

ロボットカーを動かすプログラムは関数でまとめて上記のように書き換えてもらっています。

泰平君も正常に動作をするようになった所で、碧依さんと泰平君のプログラムをそれぞれ見比べてプログラムの書き方が違っても、狙った動きをすることはできる事を確認してもらっています。
その後は時間いっぱいブロック運搬ゲームを楽しんで終えています。

エレパチャレンジクラブにおける生徒たちの歴史が新たな1ページ

※登場人物や教室概要についてはこちら

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