本日より歩行ロボット作成の学習にはいりました。テキストの挿絵として描かれていたロボットを作成し、これが歩くという内容をまずは頑張ろうと話をしております。最初に残念ながら開発が停止したASHIMOの歩行動画、続けてBoston DynamicsのAtlasの動画を見てもらい、それぞれに感想を話してもらっています。同じ2本足なのに動きが全然違うと驚いた面もあったようです。その後バランスについて話をして「バランスが取れないと歩けません」と念入りに先生から話をされていました。
そうして実際にロボットの作成に取り掛かってもらいました。上半身と足の作成は容易に出来ていましたが、この合体がどうも難しかったようで泰平君の「むずかし~」発言が出ておりましたが、先生からは「よくテキストを見てみよう」と返されておりました。先生も手伝いをしようとは考えていたようですが、あまり手を出しても泰平君の為にならないと考えたようで、作成の様子を見守っておりました。少し時間はかかったもののきちんと作成が出来た所でプログラムに取り掛かってもらっています。先生曰く「ドス来いロボット(歩く様子が力士の四股を小さく踏むような感じで歩く為)」の動きの様子をテキストで見てもらい、泰平君にはその通りに足運びのプログラムをしてもらっています。バランスを取りながら動かす所は大変どう動かしてもすぐにこけてしまいます。
そこで何故そうなるのかという所を泰平君に考えてもらっています。泰平君はプログラム間違いなのかなと考えたようですが、そうではないですよと先生から言われると、更に頭を悩ませ始めました。そこで改めて教科書の表紙と今のロボットを見比べようと先生から指示を受けます。
テキスト参考部分![]() |
実際に作成した内容![]() |
何度か見比べて電池ボックスの位置が違うと気づきました。という事は重心が取れていないねと先生から話を聞き、泰平君には電池ボックスの位置を調整して歩けるようにしてもらいました。
最初から電池ボックスを変えればよいのにという所はさておき、これにて問題はようやく解決です。泰平君も満足そうにしておりました。
エレパチャレンジクラブにおける生徒たちの歴史が新たな1ページ
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